公開日 2016年12月22日(Thu)
12月22日木曜日,2学期終業式が実施されました。7月下旬からの体育館の大規模改修工事で体育館が使用できないこととあいにくの雨天のため,各教室で放送による終業式となりました。
二石校長先生は,学校長式辞の中で次のように生徒に話されました。「江戸幕府を開いた徳川家康も世界で最も有名な劇作家のシェイクスピアも今年2016年は,没後400年になる。死後400年経っても人々の話題になるのは,やはり彼らが偉大だったからであろう。もう一人夏目漱石も没後100年になる。漱石も死後100年経っても全く色あせない作家である。県内一を誇る奄美高校図書館で,2016年にちなんだシェイクスピアや夏目漱石などの本を,年内に最低1冊でも読んで欲しい。さらに,大統領選挙後のアメリカなど世界の動向を注視して欲しい。また,我が国で議論されている憲法改正,原発再稼働,TPP,カジノ合法化など冬休み中に家族や友人と対話や議論をして欲しい。今年も5学科が各専門分野で頑張ってくれた。地域から高い評価いただいている。来年は,いよいよ創立百周年。奄美高校がさらに飛躍して,最高の形で創立記念日2017年11月11日を迎えましょう。」
生徒指導部主任の宮迫先生は,2016年度の遅刻・欠席数等に触れ,人の「器」について話をしました。人からいろいろなことを吸収できる「器」を身につけて欲しいと,自身の失敗談を交えて,生徒に語りかけました。
進路指導部主任の高山先生は,3年生の進路活動を振り返り,2年生・1年生に向けて,勉学,学校生活,進路への意識等,今やっておかなければならないことを伝え,進路に対して意識を固めて欲しいと伝えました。
生徒は一人一人が熱心に先生方の講話の放送を聴き,2016年を振り返り,2017年に向けて目的意識を新たにしました。ちなみに,放課後,校長先生の講話に触発された生徒が多数図書館を訪れて,本を借りたそうです。図書館司書の益田先生の情報提供でした。
【校長講話前の放送室での打合せの様子】
【生徒指導部主任宮迫先生の講話の様子】
【進路指導部主任高山先生の講話の様子】
【各学級で終業式の放送を聴いている様子】