家政科
2023年03月24日(金)
【家政科】 企業見学に行ってきました。
3月15日(水)家政科2年生は島内にある企業の見学に行ってきました。
最初の目的地は笠利町にある「ホテルティダムーン」です。ホテルに併設されている大島紬美術館と資料館を見学しました。
ホテルのフロントで御挨拶した後,美術館と資料館へ向かいました。美術館では高級感あふれる大島紬の展示にうっとりしながら世界三大織物の一つである大島紬を見学しました。
資料館では,大島紬の工程を説明を受けながら見学しました。
資料館に展示されていた隕石に興味深々。持ち上げてみて「お,重い。」見た目よりずっしりと重い隕石にびっくりしていました。
次の目的地は笠利町にある「ばしゃ山村」です。
敷地内にある施設の説明を受けた後,支配人さんの「シマ」に対する熱い思いをお話ししていただきました。
「シマにいたときはわからなかったけど,外に出てはじめて気づいたシマの良さ」
進路選択の時期に近づいている生徒の心に沁みたようでした。
お話の後はばしゃ山村の素晴らしいロケーションの中でみんなでお弁当タイム!
天気も良く,最高の景色を見ながら昼食を食べました。
最後の訪問先は「株式会社 アーダン」の龍郷工場です。
シルクを使ったスキンケア商品を製造している工場で,関連会社が島内の桑畑で養蚕も行っているそうです。
製造の様子を見せていただきました。メモを取りながら熱心に聞いています。
ハンドクリームを試しに塗らせていただきました。シルクを使ったクリームの使用感を確認しています。
今回の企業見学を引き受けてくださった「ホテル ティダムーン」様,「ばしゃ山村リゾート」様,「株式会社アーダン」様。ありがとうございました。
2023年02月17日(金)
【全科課題研究発表会】1年間の学びの集大成
奄美高校は普通科進学校とは異なり、それぞれの学科の専門性を磨く専門高校です。それぞれの学科で特色ある取組を行なっています。
その特色が色濃く体現される授業が「課題研究」という授業です。
今日は、各学科で行われている「課題研究」の授業の成果を発表する「全科課題研究発表会」を実施しました。
今回の発表会では、各学科の代表団体が1年間の学習の成果を後輩たちに伝えました。どの団体の発表もしっかりとしたプレゼンテーションで構成されており「相手に伝える」力もしっかりと養成されていることが実感できました。
1・2年生の皆さん、次は皆さんの出番です!先輩たちの取組を参考に、各学科の学びを最大限に発揮していってください! 3年生の代表の皆さん、卒業まであと少しですね!発表お疲れ様でした!
No. 学科・団体 発表内容 1 家政科 自分の「好き・知りたい」を深める
〜衣・食・ヒューマンサービスに関わる
専門的な知識と技術の深化〜2 地域協働推進 「奄美高校フェスタ」報告 3 商業科・情報処理科 奄美の魅力フルコース
堪能プロジェクト活動報告
4 機械電気科 ミニドローンの制作 5 工業技術研究部 ジャパンマイコンカーラリー全国大会
(カメラ部門)報告6 機械電気科 イライラ棒とゲーム制作 7 商業科・情報処理科 Digital Content
〜自分の技術を最大限に高め、奄美の魅力を発信する〜
今年度制作した華麗なドレスが会場に華を添えます!【商情DigitalContent】こだわりのおしゃれプレゼン!制作した動画もハイクオリティな仕上がり!
各学科代表の3年生のみなさん!今日までお疲れ様です!
裏側も公開!来年はこれを参考に思い出すようにしよう!
2023年02月08日(水)
【家政科】課題研究発表会
2月2日(木)5・6時間目に武道場で家政科課題研究発表会がありました。
3年生の課題研究の時間にそれぞれの興味・関心に応じて,取り組んできたことを1・2年生に向けて発表しました。
【開会のあいさつ】「みなさんはどんな課題を見つけるのか,考えるきっかけにしてください」と3年生代表の岩井あややさんがあいさつしました。
【被服領域】制作したドレスが展示されました。
発表では文化祭や商店街秋祭りファッションショーに出演するためのドレスづくりの苦労などが発表されました。
【保育領域】保育園実習の様子や保育検定,クリスマスお話会に参加した様子が発表されました。
実習では紙芝居や,ペープサートでの読み聞かせでしたが,今回は大型絵本の読み聞かせが披露されました。
【食物領域】ケーキやパン,世界の料理など個人の研究の成果を一人ずつ発表しました。
また,12月に行われた奄ふるプロジェクトのデザート開発に取り組んだことも発表されました。
【手話】今年度の手話選択者は1名でした。1,2年生にもわかりやすい手話でクイズが出題され,最後にSnowManの「イチバンボシ」の手話コーラスを担当の岩川先生と披露しました。
先輩方の発表を1・2年生は真剣に聞いて感想を書いていました。
2年生は選択希望調査を終えたところですが,来年度に向けて決意を新たにした生徒もいたようです。
1年生は先輩方の発表を聞いて,「1・2年生の内容が,課題研究につながっているとわかり,3年生になったら希望の課題研究が選択できるように頑張りたい。」と感想を書いていました。
2022年12月14日(水)
【家政科】奄美高校に保育園児がやってきた。
12月12日(月)春日保育園の年長組の子供たちが,奄美高校にやってきました。
3年生の「子どもの発達と保育」の授業の一環として,11月には生徒が春日保育園を訪問し,子供たちと手遊び歌や手づくりおもちゃで一緒に遊んで交流をしてきました。
【保育園での交流の様子】子供たちの前に立って,手遊び歌を歌います。
【保育園での交流の様子】一緒に紙コップけん玉をつくりました。
今回は奄美高校に保育園児を御招待して,一緒に郷土のお菓子の「ふくらかん」と「りんごの果汁かん」をつくりました。子供たちがやってきて,かわいい声が調理室にひろがると,緊張して待っていた3年生にも笑顔がこぼれます。
「名札を張るからね~。」と声かけしながら自己紹介。
「とんとんってしてね~。」一緒に小麦粉をふるってお菓子作りをすすめます。
「これくらい入れてね~。」子供たちにお手本を見せています。
蒸し器でふくらかんを蒸している間に,手遊び歌をいっしょに歌ったり,大型絵本の「おおきなかぶ」の読み聞かせも行いました。これまでに学習してきた内容や,保育検定で習得した知識や技術がしっかりと発揮されていました。短い時間の交流でしたが,生徒たちにとって大変貴重な経験でした。
2022年12月12日(月)
【奄ふる】青空の下、プロジェクトを実行!
4月から企画・立案し計画を進めてきた「奄美の魅力フルコース堪能プロジェクト」(通称:奄ふるプロジェクト)。 withコロナでも、これまでの先輩方の礎を継承できる形を模索し、山羊島ホテル様、あまみエフエム様、ワールド航空サービス様を始め、地域の多くの方々に支えられて実行することができました。
今年度の取り組みは、ワールド航空サービスの3泊4日のツアーをプロデュースする企画となり、朝の「島口ラジオ体操&エクササイズ」を皮切りに、「ディープな奄美堪能ツアー」「スペシャルランチのおもてなし」「奄ふるマルシェ」と盛りだくさんのプロジェクトとなりました。
携わる生徒、職員、協力企業、お客様など関わるすべての方々が心配した当日の天気。冬の奄美大島ということもあり曇天、強風が想定されました。前日も12月では珍しいほどの強い雨が降り、本プロジェクトチーフの下川智子教諭も「明日の一日が晴れならば、それ以外の日はずっと雨でいい」と切に願いを込めていました。
迎えた当日は雨も上がり、風もない晴天!奇跡の天気となり、みんなの願いがしっかり届きました!
ツアーの始まりは、「島口ラジオ体操&エクササイズ」PRIDE+様に御協力いただき、考案したメニューを海を眺めながら行いました。
エクササイズが終わると次は、生徒があまみエフエムのパーソナリティ渡陽子さんと考案した「ディープな奄美堪能ツアー」。日本復帰の象徴である名瀬小学校の石段を前に,まずは語り部の興さんからのお話があり、次は石段を舞台に名瀬小学校5・6年生の皆さんによる「日本復帰の歌」の合唱、そして「断食悲願」の詩の朗読。心を込めて披露してくれる小学生の皆さんの姿に心を動かされ、涙を流すお客様もいらっしゃいました。その後は聖心教会、セントラル楽器、アーケードでのコンサート、AiAI広場、末広市場、永田橋市場など観光雑誌には載らないスポットをじっくり巡りました。
ツアーの後は山羊島ホテルに戻り、「スペシャルランチ」。オープニング動画、郷土芸能部の島唄で始まり、島の食材を贅沢に使用したスペシャルランチのメニューや家政科の生徒が考案したデザートでおもてなしをしました。島の文化を継承していくことも念頭に、自分たちでデザインし、奄美の伝統工芸である泥染で制作したオリジナルユニホームを着用し、接客を行いました。奄美高校卒業生で唄者の前山真吾さんよる島唄コンサート、締めくくりは「あらしゃげ会」の方々に八月踊りを披露していただき、最後は会場にいた人全員で踊りました。ツアーに参加したお客様はもちろん、携わったすべての人と奄美の伝統文化を肌で感じることができるおもてなしになりました。
屋外の芝生広場では、島内の28社の企業の皆様に御協力いただき、「奄ふるマルシェ」を開催!こちらも大成功となり多くのお客様に来場していただき、大賑わいとなりました。お楽しみ抽選会も好評で、清々しい天候も相まって会場は笑顔で溢れていました!
今回の奄ふるプロジェクトを通して、生徒はもちろん、あまこう職員も多くの事を学ぶことができました!何よりも地域の方々に支えられていることを実感し、地域と繋がることの大切さを感じました。今回の取り組みをさらに地域と連携し「地域のために動く『あまこう』」「地域から必要とされる『あまこう』」を目指していかなければと強く思いました。
今回のプロジェクトに御協力いただいたすべての方々に感謝いたします。ありがっさまりょーた。
このプロジェクトの様子は、生徒広報SNS班がPVや Instagram用のリール動画を鋭意製作中です。素材が豊富なので、しばらく時間はかかると思いますが、このブログでは伝えきれていないことばかりなので、後日、公式インスタグラムや公式HPページで公開いたします。乞う御期待!
ツアーのスタートは「島口ラジオ体操&エクササイズ」から!
最高の環境でおもてなしができることに感謝です。
自分で染めた「オリジナル泥染ユニホーム」で接客しました!
島の食材を生かした家政科考案のデザート!
素晴らしい完成度!全部、食べたかったです....。
前山真吾さんに島唄を演奏していただきました。ありがとうございました!
スペシャルランチの締めくくりは、みんなで八月踊り!最高でした!
BIGBOSS率いる「奄ふるマルシェ」大盛況でした!
最高の天気の下、たくさんのお客様に来場していただきました!!!
最後はみんなで記念撮影!みんな本当にお疲れ様でした!これからの未来に幸あれ!
2022年12月08日(木)
【奄ふる】ついに幕開け奄ふるプロジェクト!
ついにこの日を迎えました!
今年度当初から計画をしてきた「奄美の魅力フルコース堪能プロジェクト」略して「奄ふる」。
コロナと向き合いながら、コロナ禍でも特色ある取り組みができないかと試行錯誤してきました。これまでの先輩方が築き上げてきた伝統を受け継ぎwithコロナバージョンで幕開けとなります。
今日はツアーに参加する2路線(伊丹組13人、羽田組27人 計40人)のお客様を奄美空港にお迎えにいき、歓迎セレモニーを行いました。
今日から日曜日までお客様の心に残る旅になるようにおもてなしをしていきたいと思います!きばろうディー!
さぁ、今日からおもてなしがんばろうー!
2022年12月03日(土)
【地域協働】奄美高校フェスタを開催しました!
奄美高校フェスタを開催しました!
奄美高校フェスタでは、各学科の日頃の学習の成果や学科の特色を生かしたブースを開設し、参加してくれた小中学生を対象に各学科の授業を体験してもらいました。各学科のブースでは体験を楽しんでいる様子をたくさん見ることができました。
体育館には各学科のブースの他に、鹿児島県建設業協会奄美支部さん、奄美電気工事業協同組合さん、本場奄美大島紬協同組合さん、あまみエフエムさんが特設ブースを開設しフェスタを盛り上げていただきました。御協力いただいた企業の皆様、ありがとうございました!今後も奄美高校をよろしくお願いします。
今回のフェスタを通して、小中学生や保護者の方々に奄美高校の取り組みを発信できたこと、地域企業の方々と繋がりを深め、協働できたことが大きな収穫となりました。今回の奄美高校フェスタでの気づきを今後の企画に繋げて、より地域に根差した、地域のためになる学校づくりを推進していきたいと思います。
【奄美高校フェスタを終えて】地域協働推進係 河野聡子教諭
はじめての試みとして、奄美高校フェスタを開催しましたが、まずは校内にたくさんの小中学生を始め、保護者の方々に来ていただけることのうれしさを一番に感じました。また本校生徒たちの活動する姿を見ていて、生徒たちの学習の成果を発表する場を作れたことをうれしく思いました。たくさんのお客様が来てくださったことで、自分たちがやっていることに自信をもち、自信に溢れた表情がたくさん見られたことが嬉しかったです。
【奄美高校フェスタを終えて】田中耕一郎校長
今日は奄美高校5学科が地域と連携した取り組みを発表してくれました。地域の小学生や中学生を招いて、いろいろなことを体験していただきました。小学生や中学生が目を輝かせて体験に取り組んでいる姿は、まるで将来の奄美高校生を見ているようでした。この取り組みがきっと素晴らしい成果となって現れることを期待しています。
【機械電気科】高校生が先生となって、丁寧に教えていました!
【機械電気科】電気工作に夢中です。真剣に取り組んでくれて嬉しいです!
【商業・情報処理科】Scratchプログラミング教室も大盛況でした!小学生はマスターするのが早い!
プログラミング教材「Akadako」を使用してのプログラミング講座
リアルタイムで反応があり楽しくプログラミングを学ぶことができます!
【家政科】折り紙を使ったカレンダーづくり体験をしました!
【奄美建設業協会】重機の模型制作が大人気でした!
【奄美電気工事業協同組合】奄美の地図のビリビリゲーム みんなでタイムを競って楽しんでました!
あまみエフエムのブース 奄美高校フェスタの様子を生放送していただきました!
いつもありがとうございます。
奄美高校フェスタの各学科の講座内容です!
2022年11月16日(水)
【家政科】泥染め体験に行ってきました。
先日,11月8日(火)家政科1年生が地元奄美の伝統産業である大島紬について理解を深めるために,龍郷町にある大島紬村に泥染め体験に行ってきました。
過去に泥染めを経験したことがある生徒も多くいましたが,バスで出かける校外学習を楽しみにしていました。
染色についての説明を聞いた後,一人ずつ輪ゴムを使って布を絞り,染める準備をしました。
【絞り作業】できあがりを想像しながら,輪ゴムを使って布を絞ります。
【テーチギ染め】絞った布を石灰液とテーチギの染液に交互に浸して布を染めていきます。
【泥染め】11月ともなると水がちょっと冷たかったのですが,泥に足を取られながらも丁寧に泥を布に揉み込んでいきます。テーチギに含まれるタンニンと泥に含まれる鉄分が反応して大島紬は黒く染まるのだそうです。大島紬のように黒く染めるにはテーチギで染めることと泥で染めることを何度も何度も繰り返すそうですが,今回は体験のため1回だけ泥田に入りました。
泥で染めた後,紬村の方に再びテーチギで染めてもらってから,絞った輪ゴムをはずしました。絞った輪ゴムの後が染まらずに白く残っています。
【完成作品の一部】さまざまな模様に染め上がりました。
【先輩たちの作品】先輩方の泥染めした作品はつなぎ合わせてテーブルクロスになりました。今年度の作品もテーブルクロスやコースターなどに形をかえて今後の奄美高校の活動の中で活躍する予定です。
2022年11月09日(水)
【家政科】商店街秋祭りファッションショー
11月5日(土)に開催された商店街の秋祭りに,家政科3年生の課題研究被服選択者の中から6名が,自ら制作したドレスでファッションショーを行ってきました。
当日はやや風があったものの天気が良く,秋晴れの青空が広がっていて,商店街には仮装した子どもたちもあちらこちらに見られました。
文化祭のステージでは限られた人しかファッションショーを間近で見ていただくことができませんでしたが,青空の下でレッドカーペットの上を歩く姿をたくさんの人々に見ていただき,参加した生徒もとても楽しそうでした。
【控室で】ショーが始まる前。参加した6人で記念撮影。
先輩たちのファッションショーを見て「私もあの舞台に立ちたい!」と頑張ってきた生徒たち。
ハレの舞台を用意してくださった商店街の皆様。本当にありがとうございました。
2022年11月02日(水)
【家政科】2年生壁面構成制作
家政科2年生の子どもの発達と保育の授業で,「子どもたちに伝えたい奄美の貴重な自然」をテーマに四つ切画用紙に色紙や画用紙を使用して制作活動を行いました。
2年5組30人が7つのグループに分かれ,「アマミイシカワガエル」,「アマミトゲネズミ」,「アマミノクロウサギ」,「アマミホシゾラフグ」,「ハブ」,「リュウキュウアユ」,「ルリカケス」と生徒たちから意見が出たそれぞれの奄美の動物たちについて,体の形や模様,生息環境などについて調べ,子どもたちが見てわかるようにどのように表現するかを考えながら制作しました。
【ハブグループ】タブレットで調べて,どうしたらハブっぽくなるか試行錯誤していました。
【トゲネズミグループ】画用紙を細かくちぎってちぎり絵で表現を工夫しています。
【ルリカケスグループ】目やくちばしのパーツをどこに配置したらよいかも悩みます。
【カエルグループ】日本一美しいとされるアマミイシカワガエル。タブレットで確認しながら制作をすすめます。
【フググループ】フグの模様や,ミステリーサークルをどう表現するか話し合っています。
【アユグループ】川の中を想像しながら川底の石をつくっています。
【ウサギグループ】クロウサギの住む森を表現するためのパーツが出来てきました。
【完成!】どの作品も工夫がされていて力作ぞろいでした。