公開日 2017年12月05日(Tue)
国立療養所奄美和光園 厚生労働技官・医療社会事業専門員の有川清四郎様をお招きして,「ハンセン病における人権回復」と題して,講演をしていただきました。
「らい予防法」で外に出ることができなかった,ハンセン病患者が法の廃止後に社会復帰を目指していく中で,恐ろしい病気であると勘違いをされ,さまざまな差別と偏見に遭ってきたことなどをお話ししていただきました。
最後に,元ハンセン病患者に対して,自然に接し,清い心で援助して,きちんと伝わるまで話をしてください。偏見と差別をなくすために,今日から,小さいことからはじめてみましょうとメッセージを送られました。
生徒たちは「人権」をさらに意識し,人とよりよく接していく心が養われ,今後も実践していける力が身についたと思います。
【和光園の施設を紹介】
【元ハンセン病患者の人権を守るために努力している講師】
【相手と接するときに,しっかり話が伝わっているかが大切であると説明】