公開日 2018年02月22日(Thu)
2時限目に,「世界自然遺産に関する教育」講演会を実施しました。
講師は,奄美野鳥の会会長で奄美ネコ問題ネットワーク副代表でもあられる鳥飼久裕さんです。
鳥飼さんは南日本新聞社の生活情報誌 『てぃーたいむ』 にて,毎号巻頭のコラムも連載されています。演題は 「奄美の豊かな自然と,現状の問題について」 でした。
奄美といえば海!という人が多いけれども,実は奄美は「森!の島」であることや,世界でもここにしか存在しない生態系,食物連鎖網のお話など,高校生の目線に合わせた分かりやすい中にも専門的な内容の御講演をいただきました。とくに,現在最も問題となっているノネコについて解説していただき,実際にノネコがアマミノクロウサギを捕食する映像など,生徒らは固唾を呑んでお話に聞き入っていました。
奄美大島の将来を担っていくのは,今ここにいる生徒たちです。
今日の講演を機に,改めて私たちの住むこの美しい島について考えさせられる講演でした。
【生徒代表お礼の言葉】