公開日 2018年10月16日(Tue)
10/16(火)3~4限目に,衛生看護科2,3年生を対象に,臓器移植に関する理解を深めるために,移植医療セミナーがありました。
鹿児島県で唯一の移植コーディネーターの山口圭子氏,県立大島病院救命センターで医療活動を行う中村医師と坂元看護師をお招きしました。
ドクターヘリで患者を助ける映画「コードブルー」から導入して,緊急医療と臓器移植について,詳しくお話をしていただきました。
衛生看護科3年の奥田優唯さん(金久中)と,里梨沙さん(小宿中)が次のように感想を話してくれました。
「私は臓器移植に対しての知識がありませんでした。今回の話を聞き,興味を持ちました。臓器移植の種類と歴史も知ることが出来ました。日本ではドナー(臓器提供者)が少なく,レシピエント(臓器を受け取る患者さん)が臓器を待ち続ける間に,亡くなってしまう患者さんが多いことを知りました。
そこで,私は医療に携わる人間になっていくので,少しでも多くの人が助かるように,知識を増やしたり,臓器提供について,さらに深く勉強していきたいと考えました。」
将来の日本の医療を守る本校衛生看護科の生徒たちにとって,現場の実態を知ってもらい,将来へ繋げるいいセミナーでした。
【移植コーディネータの山口圭子氏】
【県立大島病院でドクターヘリに乗って,患者さんを助ける中村医師】
【多くの質問をして,臓器提供や移植について,深く学ぶことが出来ました】
【グリーンリボンは「命の贈り物」によって,結ばれたドナーとレシピエントの命の繋がりです】