公開日 2018年12月19日(Wed)
作家,生物研究者として,また「NPO法人奄美野鳥の会」会長でもある鳥飼久裕先生が昨年度に引き続き,奄美の自然に触れる講演会をしてくださいました。
(1)奄美の動植物 (2)世界自然遺産に係る現況 (3)奄美の生態系と外来種 の三本立てで講演が展開されました。
特に今回は「世界自然遺産登録の延期」の実情について,登録までのしくみやルールなどをわかりやすく説明してくださいました。
また,ノネコやノヤギによる奄美の環境破壊が懸念されながらも,動物保護もしなければならないという難しい局面を迎えている話もしていただき,生徒たちは暮らしている島の実態を改めて知ることが出来て,島を守らなければならない責任感が高まっていたようでした。
【時代が進むにつれて,奄美の環境もさまざまな変化を見せているようです】
【奄美の固有種である「アマミセイシカ」は「聖紫花(セイシカ)」と書くそうです】
【世界自然遺産登録の延期について,4つの登録基準があることを知りました】
【「奄美ネコ問題ネットワーク」を結成し,ネコ問題啓発活動にも携わる鳥飼久裕先生】
【捕獲数が減少したマングースに変わり,ノネコが固有種に危害を加えるようになった】
【島の現状を聞きながら,メモを取り,お礼の言葉を述べた福葉弥実生徒会副会長】