パワーアップ研修~授業研究~

公開日 2019年01月15日(Tue)

 国語科の大谷泰行教諭が,機械電気科3年1組で,パワーアップ研修の一環である「現代文A」の研究授業を実施し,放課後にはその研究授業を振り返り,授業研究も行われました。

 授業研究では難しいと言われる夏目漱石の小説「夢十夜」を取り上げた授業内容について,多くの先生方が感想や質問などの意見交換を行いました。

 小説に出てくる「露」について,ヒントを与えないとなかなかその意味がわからないが,ヒントを与えすぎると生徒の発想力が損なわれてしまう。授業者が我慢をすることで生徒からはまだ様々な答が出るかもしれない。男子生徒に対して女性の立場を考えさせる難しさがあるなど,様々な意見を共有しました。

 生徒たちが受ける一つひとつの授業を大切にしようとお互いに意見を交わすことが授業の成功につながることや,生徒の発想力を引き出すための工夫のひとつとして「音読」させることも重要であるというアドバイスをもとに,本校の国語教育はさらに充実していきそうな気がしました。

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【2学期に続いての「夢十夜」を取り上げた今回の研究授業に意見を交わす参加者たち】

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【いくつも考えられる「まとめ」に苦戦したが,いつもの授業が反映されたと語る大谷教諭】

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【最大のポイントで自らイラストを描いて,発想力を導き出そうと工夫した授業プリント】

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【本校が誇る国語科教師陣!互いに研鑽しあい,参考になったと絶賛していました】

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【言葉や文字だらけの授業の中でも大谷教諭の「光る言葉」はいくつもあったと助言する堀之内尚郎校長先生】