公開日 2019年01月17日(Thu)
本校地歴公民科の櫻井健教諭が家政科3年のクラスで「世界史A」の研究授業を行いました。1815年ウィーン会議の背景や経緯などについて深く学び考える内容でした。
大同盟の諸国がフランスに対して領土や賠償金の返還を迫ったことに対して,フランスが「どう言えば領土を守り,賠償金を支払わずに済むだろうか?」という質問を生徒に投げかけ,ペアでじっくりと考えさせました。
生徒たちはフランスの立場に立って,当時のヨーロッパ全体の状況を確認しながら話し合いをしていました。そして,お互いの考えを出し合いながら, 「悪いのはフランスではなく,革命だ!」という答えを導き出していきました。
生徒たちはチーム全体や集団がさらに良くなるために,意見を交わしていくことの重要性を感じていたようです。
【ウィーン体制のわかりやすい説明をする櫻井教諭にはベテランの風格がありました】
【微妙なヒントを与えることで,生徒の考えを深め,多くの発想を引き出そうとしていました】
【フランスの考えについて出た意見に全員が耳を傾け,一体感を感じる授業でした】
【ウィーン体制後の説明に生徒たちはひきつけられていました】