公開日 2019年03月18日(Mon)
3月18日(月)
知的財産教育の一環で,泥染め体験を夢おりの郷にて行いました。泥染めを体験することで,伝統文化である大島紬への関心を高め,若い世代が継承していくことの大切さを知ります。また,作品を製作し,「奄美高校レストラン」で紹介することで,島外からの観光客の方々へ大島紬をPRすることができます。生徒は,事前に布を絞り,模様を作る作業を行い本日の体験に臨みました。石灰水とテーチ木(シャリンバイ)液に交互につけ,泥田につけるとこげ茶に発色しました。この工程を何度か繰り返すことで,大島紬特有の黒色を発色するそうです。今回はその工程を2回行ったものが仕上がりました。染めた模様を見て,もう少し模様があっても良かったと感じたり,とても大変な作業だったけど,楽しかったと感じたりしているようでした。また,生産者が少なくなっていると聞き,紬の素晴らしさや作り方など,今日聞いたことを広めていきたいと強く思ったようです。
【大島紬の事前説明】
【絞って模様をつけてみよう】
【どのような模様が出てくるかな?】
【石灰水とテーチ木液に交互に付けます】
【つけては搾りとその繰り返し,大変な作業でした】
【泥田につけます】
【泥を除去,この作業を今回は2回しました】
【最後はきれいに洗い流し出来上がり】
【完成!!】