公開日 2019年12月13日(Fri)
徳洲会病院産婦人科医の小田切幸平先生にお越しいただき,「妊娠・出産の奇跡~そこに至るまでのしくみ~」と題して,講演会を行いました。
男女の生殖器の違い,妊娠と出産のこと,お腹の中で過ごす赤ちゃん,中絶と避妊,性感染症と不妊症,本当の恋愛,性の多様性など多くのことを教えていただきました。
クイズを出したり,自身の生い立ちや体験談なども混ぜながら,とても中身の詰まった内容であり,また,奄美大島群島には産科医が6人しかいないことや,出産の現場の実態も知りました。
小田切先生は,望まない妊娠をしないための知識や手立てを生徒たちに強く伝えました。先生の講演は,これからの高校生活や将来に繋がる貴重なメッセージでした。
【ネパールの悲惨な出産事情を知り,産科医を決意したと話す小田切先生】
【クイズに答える生徒と会話しながら,わかりやすく説明してくれました】
【男女それぞれが,お互いに思いやりを持ち,受け入れることが大切と学びました】
【衛生看護科2年の積山玲奈生徒会副会長がお礼の言葉を述べました】
生徒の中には将来,奄美の医療に携わりたいと考える生徒もいたと思います。
お忙しい中,75分の講演の準備や貴重な話をしていただき,本当にありがとうございました。