公開日 2020年02月10日(Mon)
今回は家政科の学科朝礼の紹介をいたします。3年生から後輩へ「進路の取り組み」についてメッセージが送られました。
まず,県外の介護福祉施設への就職が決まっている且汐音さんが発表しました。且さんは高校入学当時は保育士を目指していましたが,授業で介護士を知り,2年生になった頃には介護士になることを決めインターンシップでも介護職を体験しました。しかしどの企業に入社するかについては大変悩みました。新生活や資格取得に向け,丁寧に細やかにサポートしてくださり,昨年度卒業された先輩が現在どのように働いているかを直に聞いたことで,自分の就職する企業を決定しました。
次に県外の公立大学に合格した栄夢香さんが発表しました。栄さんも1年入学時は保育士を目指していましたが,2年ではまだどのような道に進みたいか決められずにいました。3年の5月の三者面談でも就職か進学か悩んでいました。様々な国や地域の言語・文化等に興味を持っていたので,「自分が本当にやりたいことを見つけるために」大学に進学することを決めました。
二人とも簡単に自分の進路を決めたのではないこと,不安だし悩んだけれども家族や教師,そして一緒に進路に臨んでいる友達と支え合いながら乗り越えたことを話してくれました。そして,二人とも苦手なことでも自分のできることをコツコツと続けることの大切さ,今を一生懸命過ごすことを伝えてくれました。後輩が二人の温かいメッセージを自分のこととして受け取り,夢の実現へつなげてくれればと思います。後輩を思い,メッセージを届けてくれた且さん,栄さん。4月からのそれぞれの場所でのスタートを心から応援しています。
【且さん「奄高レストランの調理班のリーダーや家庭クラブ副会長をして自信をつけました」】
【栄さん「今は語学関係の仕事に就きたいと思っていますが,途中で本当にやりたいことが見つかったら,全力でその夢に向かって頑張りたいです」】
【後輩も先輩のメッセージを真剣に受け止めてくれたことと思います!】