公開日 2020年02月17日(Mon)
奄美地区障がい者等基幹相談支援センター「ぴあリンク奄美」と鹿児島大学は,共同で教育支援事業「amamiそだちサポートプロジェクト」を行っています。
本日は鹿大の先生方や学生が来校し,「学校コミュニティにおける発達特性に応じた『そだち』のサポート」と題して,研修を行いました。
発達障がいの基本的な理解や考え方の整理,具体的な支援やかかわりの考え方のコツ,学校内外の支援体制と連携等について,お話をしていただきました。
思春期で配慮することや,不安の強い生徒,自信のない生徒への支援など,様々なケースに応じた支援の取組例を紹介していただきました。
また,障がいのある学生を支援する団体の取組をもとに,鹿大でも高校と連携をして,より良い学生生活を過ごしてもらう合理的配慮に対する指針や手順を示しました。
障がいのある人とない人が自由な社会に効果的に参加できるように,共に学ぶ仕組み(インクルーシブ教育)について,深く理解することもできました。
全体説明の後には,鹿大の先生方との個別面談も持たれて,今後の教育体制にむけて大きな収穫があったようです。
特性のある生徒たち理解できる環境を作り,そのサポートが生徒たちの自信となり,成長へつながる実りある研修となりました。
【奄美に住む障がいのある方々への支援を続けるぴあリンク奄美の福﨑伸悟専門員】
【生徒支援には学校全体の体制が不可欠と語る鹿大法文学部の平田祐太朗さん】
【障害学生支援センターの今村智佳子さんが,進路保障のための高大連携の説明をしました】
【本校の現状や実態を踏まえて,今後の参考になる貴重な研修でした】