公開日 2020年06月11日(Thu)
6月10日6限目,情報処理科1年4組にて,今年度本校に新規採用で赴任された商業科:寺師駿教諭による「簿記」の研究授業がおこなわれました。今年度の情報処理科の1年生は,高校入試において1倍を超える倍率を勝ち抜いた40名クラスで,新型コロナウイルス対策のため三密を避ける形で教室ではなく,大会議室を使用しておこなわれました。
高校に入学してから初めて学ぶ専門科目の「簿記」でしたが,「普段の授業から元気のあるクラスで,男女とも仲が良く,けじめのあるクラス」という寺師教諭の見立て通り,大勢の先生方が見学に来られている中でも普段通り積極的に取り組み,とても活気のある授業でした。4名1グループ(計10グループ)でのアクティブラーニングの授業の中で,いつもは問題を「解く」ことが多くなる授業ですが,今回は自分たちで問題を「作る」ことをメインにした,画期的な授業展開でした。生徒たちもそれぞれのグループで当期純利益が出たり,当期純損失が出たりと活発な意見が飛び交う,あっという間の50分でした。
寺師教諭も初任者らしい「元気・やる気・本気」のパワフル授業を展開しました。生徒たちが授業を受ける姿を,優しいまなざしで見ていた担任の除川創教諭(英語科)は「このクラスの良さは『反応』の良さだ。この良さをこれからも忘れず,育っていって欲しい」とおっしゃられていました。
【教室の2倍の広さはある大会議室をいっぱいに使って授業を展開していました】
【スクリーンとテレビを駆使し,説明に熱が入る寺師教諭】
【各グループで活発な話し合いがおこなわれ,とても良い雰囲気です】
【机間指導をしながら生徒にヒントときっかけをアドバイスする寺師教諭】
【”おなじみ”の大漉教諭も生徒と一緒になって精算表作成をしていました】