公開日 2020年07月26日(Sun)
7月26日(日),家庭科食物調理技術検定1級実技試験が実施されました。1級実技試験では,出されたお題(今回は『15歳妹の誕生日祝い』)にふさわしい供応食の献立を考え,90分以内で前菜・汁物・主菜・副菜・デザートの5品を作ります。2級同様に,電子レンジやピーラー(皮むき器)等の使用はできず,使える調味料も限られた中での献立作成と調理実技となり,調理技術はもとより段取り力や臨機応変な対応が求められる難しい試験です。今回は,2年生の後期で1級実技を部活等の大会参加で受験できなかった3年生のみ8名が受験しました。
今日の試験日までに6月から献立作成に取りかかり,7月に入ってからは毎週末を実技練習に費やし,この4連休もクーラーのない調理室で汗だくになりながら同じメニューを何度も何度も繰り返し作り,調理を身体で覚えてきました。そして迎えた本番。朝から緊張していた生徒たちが「ようい,始め!」の声と共に一斉に調理をスタートしました。今回の指定調理である「カスタードプティング」はカラメル作りが重要です。焦がさないように,しかし薄すぎないように慎重に加熱していきます。いつもは失敗しないような場面でも,カナッペ用のパンを焦がしてしまったり,包丁で指を切ってしまったりとハプニングの連続! どうなることかと思いましたが,なんとか全員作り終えることができました。終わるとその場に座り込んでしまう生徒たち。本当に今日までよく頑張りました。良い結果が出ますように!!!
【 美味しそうにできあがった料理の数々 】