公開日 2020年10月06日(Tue)
マイコンカーラリー大会のアドバンスドクラスで3位,ベーシッククラスで準優勝
10月3日,鹿児島県立加治木工業高等学校において開催された「第20回マイコンカーラリー鹿児島大会」に,本校の工業技術研究部が初参戦しました。
マイコンカーラリーとは、ロボット競技大会の一つであり、マイコンを搭載したロボット(模型自動車)が、コースを自律制御(ロボット自ら動く方式)で走り,タイムを競う競技です。
参加部門として「Advanced Class(アドバンスドクラス)」、「Basic Class(ベーシッククラス)」、「Camera Class(カメラクラス)」があります。
Advanced Class … マシンの製作に大きな制限はなく、カスタマイズ性が高いため、製作者の知識と腕が試される部門です。 (上級者向け)
Basic Class … 基板、サーボ、電池の本数などが規定で定められており、限定された条件の下でタイムを競う部門です。 (初級者向け)
Camera Class … カメラでコースの状態を読み取って自動走行するマシンを用いた部門です。
Advanced Classでは,フリー走行を終えた段階で5位だったため,最終走行へ向けてさらにスピードアップを図りました。すると,0.4秒縮めることができ,12秒9で3位入賞(19台中)となりました。
Basic Classでは,順調にタイムを縮めることはできたが,トップとの0.7秒差を縮めることができず,21秒45で準優勝(29台中)となりました。
Camera Classでは,練習中は絶好調だったのですが,会場の環境にカメラの調整がうまくいかず,完走することができませんでした。
6月上旬から,マイコンカーラリーの練習を開始し,約4ヶ月という短い期間の中でこれだけの成績を残せたのは,生徒たちが放課後や休日に真剣に取り組んだ結果だと思っています。
来年度はさらに上位を狙って,九州大会や全国大会に通用するマシンの製作やプログラミングに励みたいと誓いました。
【Advanced Classでマシン調整をする機械電気科2年の前田堅龍さん】
【Basic Classでマシンをスタート台にセットする機械電気科1年の田畑昴さん】
【Camera Classでプログラムを確認する機械電気科1年の持永愛輝さん】