公開日 2020年11月12日(Thu)
前日の遊畑教諭に引き続き,機械電気科1年2組の担任を同じく務める有薗博仁教諭が,本日研究授業を行いました。これまでの校外でのステップアップ研修を取り入れる手立てをとり,授業に臨みました。
本日取り組んだ「工業数理基礎」とは,身の回りにある事象をもとに,工業的なものの見方や考え方を理解させる工業の中でも,各学科で共通する科目です。今回は国際単位系(メートル[m],秒[s]など)や接頭語(kキロ,mミリ)をもとに,速度と加速度の単位を換算する方法を展開しました。
バイクのレースを動画で視聴させて,「速度」について引き付けました。また,生徒が開くべき教科書と同じページをスライドで見せるなど,授業の取組をみんなで共有しながら進めていました。
また,工業系高校の生徒が持つ「関数電卓」の機能も駆使しながら,1時間に進む距離が1秒ではどれぐらいの距離に相当するのかを比較しながら,単位の換算へと発展しました。
日常に使われる言葉や事象を意識しながら,計算にて解析していく技法を学び,今後の日常生活でもこれまでとは違う見方で過ごしていけそうな授業でした。
【バイクレースの映像を見せて,スピードを意識させる有薗博仁教諭】
【関数電卓の機能や使い方を確認し,その計算過程の効果を確認しました】
【お互いに教え合う場面が多く,より能動的な学習ができたようです】