公開日 2021年07月29日(Thu)
今日は家政科2年生が,大島地区消防組合で「普通救命講習会」に参加しました。まずはじめに,講師をしていただいた救急隊の和田様が,パワーポイントを使って応急手当と救命措置についての基礎知識を説明してくださいました。「脳は心臓が止まって15秒以内に意識がなくなり,4分経過すると細胞が壊死し始めて回復が困難になる」のでその場に居合わせた私たちがすぐに心肺蘇生を行うことが非常に大切なことや,まずは心停止を防ぐための「予防」が大切であることなどをわかりやすく,また生徒が興味を持ちやすい例えを使って説明してくださいました。
その後は,3班に分かれて心肺蘇生やAEDの使い方についての実習をしました。みんな恥ずかしがらずに元気よく取り組んでおり,心肺蘇生の時は意外と体力を使うので,他の人に助けを求め複数人で救命にあたる大切さも実感することができたようです。
今回の講習で学んだことを,実践する機会がないことが一番良いのですが,夏休み中のいつどこでそのような場面に遭遇するかわかりません。万が一の時に,その場で「勇気・元気・やる気」を持ってすぐに行動できるようにしておきたいものです。3時間の講習終了後には一人一人修了証もいただき,みんな嬉しそうに受け取っていました。お忙しい中,講師をしてくださった和田様,吉田様,荒田様,本当にありがとうございました。