公開日 2021年08月03日(Tue)
7月下旬に予定されていた2級実技試験ですが,台風の影響で物流の要であるフェリーの運休が相次ぎ,街の小売店からも生鮮食料品をはじめとした食品が姿を消してしまい延期となっていましたが,ようやく本日実施することができました。2級実技試験の内容は『17歳女子の弁当献立』で,各自で内容(料理)を考え,その中に指定材料『肉(挽肉を除く)を40g(1つの料理に用いる)』と指定調理法『煮物』の料理を必ず入れて50分以内におかずのみ(4品以上)の弁当を完成させます。もちろん,時間短縮に繋がる調理器具(電子レンジ,ピーラー)等の使用はできず,熱源も1個しか使えません。
初めての練習では,1時間半以上かかっていた生徒たちも,土日や家での練習の成果で50分以内にきれいに仕上げることができるようになりました。また,検定の日程が大幅に伸びた中での本番のせいでなのか,不安と緊張が入り混じった表情で,あるいは調理室にはクーラーがないため暑さのせいなのか,色んな汗が流れます。
審査員の先生の材料点検の後「ようい始め!」の声と共に調理スタート! 調理が始まると,これまでの練習の通りに自然と体が動き,テキパキと仕上げていきます。50分以内で作り上げた生徒もいれば,時間オーバーの延長タイム内で仕上げた生徒と様々ですが,大きな失敗もなくおいしそうなお弁当が次々にできあがっていました。合格発表は2学期になりそうですが,全員合格しているといいですね!
【それぞれ作る料理が違うので,みんな真剣な表情で調理に取り組みます!】
【どのお弁当も,おいしそうです!みんな上達しましたね!!】