調理実習 コロナウィルス感染症対策バージョン

公開日 2021年09月14日(Tue)

 本日の家政科2年生,フードデザインの授業は調理実習です。しかし,コロナウィルス感染症対策でいつものようにみんなで作って食べるというわけにはいきません。奄美高校には2つの調理室があり,調理台が合わせて20台(示範台も含む)あります。そこで,家政科2年生は人数も少ないため調理実習室2部屋,18台の調理台を使い,献立も1食分を全て自分で作る献立に変更し一人1台使っての実習となりました。

 今日の献立は「アジの蒲焼き丼ぶり,茶碗蒸し,さつまいもとツナのサラダ」です。アジまるごと1匹を三枚おろしにすることと,茶碗蒸しの火加減に注意しきれいに仕上げることが今日の目標です。先生の示範の後,各自が三枚おろしに取り組みます。丸ごとの魚ですから当然内臓もあれば血もでます。中には「きゃー!血がでてる!」と騒ぐ生徒もいましたが,なんとか全員三枚おろしにすることができました。焼いたアジに甘辛いたれを絡めると,ジューっといい香りがだだよってきます。「ウナギの蒲焼きみたい!」「おいしそう!」とさっきまでとはうって変わって楽しそうな声があがります。いつもなら班ごとに調理・試食するのですが,今日は各調理台で自分の作った料理を一人で食べるので,なんだか味気ないかな?と思いきやみんなにこにこ笑顔での試食でした。早くみんなで作って,わいわい楽しく食事ができる日が来るといいですね。

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【一人1台ずつ調理台を使っての調理。まるで検定の時のようです】

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【ちょっとおっかなびっくりの様子で,魚をおろす生徒たち。なんとか三枚おろしにできました】

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【できあがった蒲焼き丼ぶりは,下に敷いた大葉の香りも良く,甘辛いたれがからんでご飯が進みます。】

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【各調理台での試食でしたが,おいしいものを食べみんなニコニコです。】