公開日 2021年10月04日(Mon)
鹿児島県立加治木工業高等学校において開催された「第21回マイコンカーラリー鹿児島大会」に,本校の工業技術研究部5名が出場しました。
午前中は,ベーシック(初級者)クラスとカメラクラスの試走と競技がありました。
カメラクラスに出場した2年2組の持永 愛輝君は,昨年度完走できずに悔しい思いをしており,今大会にかける意気込みは誰よりも強かった。前日の練習でサーボモータを破損してしまし,心が折れるのではないかと思いましたが,不屈の闘志で予備のサーボを取り付け,練習を重ねる毎にスムーズにコースをトレースするようになりました。大会当日は,何度もコースを完走することができ,優勝することができました。
ベーシッククラスに出場した3年1組の牧主 敦孝君は,7月にバドミントン部を引退後,工業技術研究部に入部しました。7月末から大会までの短期間で上達していき,見事に準優勝することができました
同じくベーシッククラスに出場した1年1組の與島 龍君は大会当日の朝,コンビニエンスストアで買い物をした際に合計金額が「777」。何か良いことが起きるのではないかと期待していたが・・・見事に優勝しました。地道な練習の成果が結果として表れた瞬間でした。
左から持永君,牧主君,與島君
午後から,アドバンスド(上級者)クラスの試走と競技がありました。大会には2・3年生が多い中,本校からは1年1組の持永 彩星君と3年1組の前田 堅龍君が出場しました。前田君は何度も走行を試みましたが,マシンの調整やプログラミンがうまくいかずに完走できませんでした。持永君は常に安定走行をしていましたが,レーンチェンジでの激突やコースアウトをきっかけにタイヤのシャフトのゆがみ,歯車のかみ合いが悪くなるなど,調子を崩しましたが,なんとかマシンを調整して5位入賞を果たしました。
11月27日(土)~28日(日)に熊本県立八代工業高等学校で行われる九州大会には4名出場いたします。
応援よろしくお願いいたします。
大会が終わり,笑顔の部員たち
<学校での練習風景>
マシンや制御プログラムの調整を行う様子
調整を行ったマシンを別室のコースでテスト走行を行う様子
調整,テスト走行を何度も何度も繰り返し行っています。
【追記】
工業技術研究部の活動には,ふるさと母校応援基金で寄せられた募金が使われています。募金してくださった方々の「頑張れ!機械電気科,工業技術研究部!」の思いに応えることが,できたでしょうか。次は九州大会の舞台で,自分たちの最高のパフォーマンスを表現して,感謝の気持ちを表したいです。