公開日 2021年10月05日(Tue)
10月2日(土)鴨池市民球場で秋の県大会2回戦が行われました。初戦の勢いそのままに鹿児島高校に勝負を挑みました。
2回戦より保護者・親族の入場ができるようになり、鴨池市民球場にも活気が戻ってきて嬉しく思いました。
スタンドは鹿児島高校の保護者・親族含め100人近くの応援団が応援するという、離島チームあるあるのアウェイな状態でした。この光景を目の当たりにするたびに、心が痛くなり、絶対に負けてたまるかと思います。子どもたちは完全アウェイで孤軍奮闘するのだから、奄美高校の応援スタンドに1人でも多くの保護者やOBが試合を見に来てくれないかと心から思います。毎回の試合にドラマがあり、成長があります。グラウンドでしか見せない子どもたちの姿があります。
今回は選手の親族方に来ていただいて応援してもらいました。10人に満たない応援団でしたが、暑いスタンドの上で、この日のために作ってくれたであろう、お手製のパネルで応援してくださる姿を見て、心の底から嬉しく涙が溢れてきました。相手の大応援団に負けない温かい応援をしてくれました。本当にありがとうございます。また試合があるときはよろしくお願いします。
試合の展開としては、鹿児島高校は市内の私立高校、野球の実績もあり、部員も鍛え上げられていてたくさん勉強になることがありました。
序盤に5失点し、相手有利な状態で試合は進み、7回7–0でコールド負けでした。長打も飛び出し得点圏をつくることはできましたが、自分たちのミスでチャンスを逃してしまいました。格上の相手に自分達からミスをしていては勝てない、そう思い知らされた試合でした。遊畑監督の秋の大会を勝ち抜くセオリー通り、「バント」が大きく鍵を握った試合でした。自分達がバントを決めるべきところで決められず、バントディフェンスでミスをしてしまい万事休すとなりました。
これから冬になるに連れて、野球はオフシーズンとなります。冬に鍛えて、春の大会でこの秋の大会での学びを生かせるように、日々の練習を励んでいきたいと思います。この冬はたくさん問題を解いて、予習、復習をしていろんな状況に対応できる野球脳みそを作り上げていきたいと思います。春には新しい教科書で試合をすることになると思います。テスト(試合)は教科書からしかでません。たまに意地悪な応用問題も出ますが、全部ではありません。基本問題をミスなくこなせば、試合にも勝てます。そんな冬にしたいものです。
今週は慌ただしく、土曜日には1年生大会もあります。奄美高校の1年生は3人。喜界高校と古仁屋高校と合同で出場します。1年生大会に出れるのも久しぶりなので、3校一致団結して県大会出場できるようにがんばります。
中学生、そして島の野球少年の皆さん!奄美高校野球部で一緒に野球しませんか。奄美高校は3年間最前線で高校野球に熱中することができます。順番待ちはありません!すぐに試合に出るチャンスがあります。3年間の一部じゃなくて、ずっと試合に出れるチームでチームメイトと切磋琢磨しませんか!みんなの入部を心待ちにしています!
人数が少なくてもやれる!そう実感した秋でした!