公開日 2021年10月25日(Mon)
主に奄美群島を中心に港湾工事を行う村上建設株式会社さんに、「担い手育成職場見学会」を実施していただきました。
天候にも恵まれ、職場見学会は、機械電気科の生徒を中心に希望者22名と奄高職員が参加しました。
村上建設さんが今年8月に完成し現在稼働中の新造船、立神3号(全旋回式多目的起重機船)に乗船し、現在進めている工事の内容や船内設備の見学させていただきました。
新造船ということもあり、すべての設備が最新式の機器を装備してあり、驚くばかりでした。また、一つ一つの設備がとてつもなく大きく、見るものすべてが大迫力でした。生徒たちも、滅多にない新造船の設備見学に興味津々でした。
今回の職場見学会で生徒たちは、建設業に対する見方も大きく変わったのでないかと思います。商業科、情報処理科の生徒でも最前線で活躍できる職場なんだと見学会に参加させていただいて気づくことができました。いろいろな機械の制御はほとんどが電子制御へとシフトされており、機械操作やパソコン操作が得意とする人材も必要不可欠なんだと再認識させられました。見学会の説明の中でも、「建設業は未だに昔ながらの荒々しいイメージが抜け切れていないけど、実際の現場はそうではなくて、今の時代に沿った働きやすい職場環境に変わってきているんだよ」と教えていただきました。今回の職場見学会は、生徒はもちろん引率した職員もにも勉強になり、とても良い経験となりました。
今回、職場見学会を開催していただいた村上建設の関係者の方々、当日、生徒のために様々な準備をしていただきありがとうございました。また次回、あまこうの生徒を職場見学会に参加させてください!よろしくお願いします!
全旋回式多目的起重機船 立神3号 いざ乗船!
国土交通省九州整備局名瀬出張所より林 雅夢係長(左)と山口 信太朗課長(右)にお越しいただきました。
港湾工事の大切さをはじめ、地域社会への建設業が寄与している役割を話をしていただきました。
建設現場における大切な言葉「ご安全に」を伝授していただき、参加者全員で「ご安全に」というあいさつで見学会をスタートしました。
現場代理人の野田 孝幸さん(左)と増 伸人さん(右)
船内見学や現在行なっている港湾工事について丁寧に説明していただきました。
最新の水中ドローンの操作体験を行いました!水中でも空飛ぶドローンのように自由自在でした!
来年度より村上建設に入社する情報処理科3年瀧田未琴さんも今日の見学会に参加し、ドローンの操縦に挑戦しました!
大型ダンプ40台を楽々持ち上げる立神3号 大型クレーンを操る心臓部に潜入!
操縦方法やクレーン制御の難しさについて教えていただきました。操縦席にも座らせていただき、みんな大興奮!
船内はピカピカ!食堂やキッチン、会議室なども充実しており、今回の新造船はプライベート空間の充実を図ったのも特徴なのだとか!
すべてパーツがでかい!ものすごい迫力でした!
海中で敷き詰められている砕石を均一にならす機材を見上げる生徒たち。その大きさが伝わると思います!
商業科主任大漉成知教諭も立神3号と記念撮影 ご満悦の様子!
最後に生徒を代表して、商業科2年久志歩夢君が日頃の野球部キャプテンとして培われた経験をもとに、感謝の言葉を述べて見学会を締めくくりました。
見学会に参加した全員で記念撮影!
本日は貴重なお時間を奄美高校の生徒のためにありがとうございました!