公開日 2021年11月29日(Mon)
11月27日(土),熊本県立八代工業高等学校において開催された「ジャパンマイコンカーラリー2022九州地区大会」に,本校の工業技術研究部4名が出場しました。
アドバンスドクラスには123名,ベーシッククラスには41名,カメラクラスには12名の県代表選手がエントリーしていました。本校からは,アドバンスドクラスには1名,ベーシッククラスには2名,カメラクラスには1名が出場しました。
今回は分散開催になり,鹿児島県は初日の午前中に試走から競技が行われました。コースレイアウトは県大会と同じとはいえ,30分という短い時間で制御と調整をしなければなりません。
カメラクラスに出場した持永愛輝君は,試走で1回完走することはできましたが,競技1・2では,完走できませんでした。
ベースシッククラスに出場した牧主敦孝君は,試走で完走したことで,さらにスピードアップを図り,県大会よりも1秒縮めて完走しました。また,與島龍君は,様々なトラブルに見舞われながらも,最後まで粘り強くチャレンジしました。競技2では,素晴らしいスピードで走行しましたが,最後のクランク(90度のカーブ)でコースアウトしてしまいました。
アドバンスドクラスに出場した持永彩星君は,最初の試走で,ゴール手前の蛸壺カーブでコースアウトしてからは,サーボギヤ機構の調整やイモねじの不良等で制御が困難となり,まともな走行が不能となってしまいました。
今回4人は,県大会以上に完走率が悪く,練習の成果が発揮できませんでした。奄美と熊本の温度や湿度の違いで走行環境が異なり,環境に応じた問題解決能力が不足していたのが今回の大きな反省点だと考えます。しかしながら,今回は九州地区大会で様々な経験をしたと思うので,次回に生かせたらと思っています。これまで支援,応援してくださった皆様には感謝いたします。ありがとうございました。
奄美から応援に駆けつけてくださった前村主任と選手たち
出走マシンの車検を受けている牧主選手
同じく車検を受けている持永彩星選手
スタート位置にマシンをセットしている持永愛輝選手
競技が終わって記念撮影