公開日 2021年12月17日(Fri)
今週は「朝の一斉読書」週間でした。
12/17(金)は最終日。衛生看護科主任の時﨑智子先生が本の紹介を行いました。
本のタイトルは『倚りかからず』(茨木のり子著)。
この本を読んで,人間らしく良く生きること,自分を見失わずに強く生きる大切さを深く考えさせられたそうです。
衛生看護科2年 八木 幸瑞穂さんから質問がありました。『わたしが一番きれいだったとき』という詩の中で,心に残っている言葉,印象に残っている言葉は何ですか?
わたしが一番きれいだったとき
周りの人達が沢山死んだ
工場で 海で 名もない島で
わたしはおしゃれのきっかけを落としてしまった
わたしが一番きれいだったとき
わたしはとてもふしあわせ
だから決めた できれば長生きすることに
この部分が,心に残っている言葉,印象に残っている言葉である理由は,どんなに悲しい辛いことがあっても,その先にある希望や可能性を信じることの大切さを気づかせてくれたからだそうです。
時﨑先生,すてきな本の紹介ありがとうございました!