公開日 2022年01月21日(Fri)
暦通りの寒さ、「大寒」らしい空気が漂う奄美ですが、島のあちこち、校内でも季節の植物たちが相応に繁茂しています。
昨日のキシラデコールの記事の取材中に目に飛び込んできた植物は石蕗(ツワブキ)でした。
非常に脇役的存在で、あまり気にかけない植物だと思います。繁殖力は強く、どんどん地を支配していきます。ちょうどこの時期になると黄色い花を咲かせ、冬のグレースケール一色の街並みに小さくも力強いパワーを感じます。
適当な記事にはできないので、毎回、下調べはほどほどにしてから記事にしますが、今のご時世にちょうど良かったので記事への採用となりました。
ツワブキの花言葉は「困難に負けない」
今のご時世にピッタリの言葉ではないでしょうか。新型コロナウイルス感染症で先行きが不透明な今日この頃。オミクロン株の猛威は鹿児島県最多の感染者数を塗り替え、より厳しい事態へとステージを上げていきそうです。
そんな「困難」と呼べる「今」だからこそ、「今できること」をそれぞれチャレンジしていく。「困難」の先には、明るい未来があると信じて生活していきましょう。まずは、自分自身を大切に、感染症対策を徹底して、コロナに罹患しないことを最優先に日々過ごしていきましょう!
<教頭追記>
この季節、山の中ではアサギマダラやリュウキュウアサギマダラなどがこの花に来て蜜を吸っています。
奄美の冬の昆虫たちにとっても、大切な存在です。