【文化継承】八月踊りを次の世代へつなぐプロジェクト

公開日 2023年09月26日(Tue)

 奄美大島の魅力の一つに受け継がれてきた伝統文化があります。

 大島紬、島口、島唄、黒糖焼酎、八月踊りなど集落ごとに集落の思いのこもった伝統文化が多く残っています。

 それぞれの伝統文化を絶やすことなく、受け継いでいかなければなりません。

 これまでの島の先輩たちがつないできた伝統をしっかりと繋いでいかなければなりません。

 少子高齢化の影響で、これまで通りの受け継ぎ方では限界を迎えてくる日が必ずやってきます。今は大丈夫かもしれない。今は繋げられているかもしれないけれど、繋がっているうちに、裾野を広げ、普及していくことが大切だと感じます。

 奄美大島の良さは、シマ(集落)ごとに思いをもって伝統文化を継承していることです。シマらしさを残し、伝統を受け継いでいってほしいです。

 今回は、大和村教育委員会,大和村名音集落八月踊り保存会の皆様に御協力いただき、シマ(集落)の八月踊りに参加させていただきます。(10月1日(日)シバサシ)

 今は興味もないし、気にも留めないかもしれないけれど、いずれ島に帰ってきたとき、少しでも、島の文化を受け継いでいくきっかけになれば幸いです。

 一つ一つのシマを大切に、シマの思いを繋いでいきましょう。

「結」島の未来は、私たちがつなぐ。

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【アラセツ(新節)】旧暦8月最初の丙(ひのえ)日を祭りとする。アラセツ(新節)は火の神を祀り、火事がないように祈願する。

【シバサシ(柴差し)】アラセツから7日目の壬(みずのえ)日を祭りとする。畑の神の祀りで、家の屋根・高倉・屋敷・田畑に柴(トウズキ)を立てて悪神をはらう土の神の祭り。