公開日 2024年07月11日(Thu)
7月11日(木),名瀬消防署から救急救命士2人をお招きし,普通救命講習会を開催しました。
心肺停止とは,心停止と呼吸停止が認められる状態のことで,身体にとって最も重大な危機的状況です!救急車が到着するまでの間,現場でAEDを使ったいち早い救命活動が重要になります。皆,救急救命士の方の説明を真剣に聞き,次の実践に繋げました。
モデル人形で心臓マッサージとAEDを使って救命処置の訓練を行いました。
基本は,強く(胸が約5cm沈むように。ただし,6cm以上沈まないように),速く(1分間に約100~120回),絶え間なく胸骨圧迫を行います。
周りの人と役割を分担し,お互いに連携しながら行います。
病院内では,感染のリスクが高いため,バッグバルブマスクによる人工呼吸を行います。
換気が効率的に行われているか,胸の上がりで確認します。
気道確保をしたまま,マスクと口を密着させるのが難しそうでした。
今日は,救急看護の分野について,講話と実技をとおして救急蘇生法を学びました。生死に関わる重症な状態に陥った人の命を救えるよう,今回学んだことを生かしていきます。