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2019年1月
2019年01月30日(水)
情報モラル対策講座
NPO法人ネットポリス鹿児島の戸髙成人理事長をお招きして,スマートフォンが与える健康への影響等について講座をしていただきました。
「スマホを扱う時間,人間は何を失うか?」とハッとさせられる導入でしたが,その中でも「睡眠時間」が最もで,その影響は多大であると話されていました。
昔と違い,テレビ放送が24時間になり,その時間に誰とでも繋がることができることも原因のひとつだそうです。
これまではSNSやネットの恐ろしさという観点で情報社会の学習をしてきましたが,今回は自分への健康被害が大きいことを学び,スマートフォンの上手な使い方を高く意識できる講座でした。
【スマホの過度使用は脳の慢性疲労状態を引き起こすと話す戸髙成人理事長】
【ネット依存から脳を元の状態に戻すためには,かなりの期間が必要!・・・メモを取ります】
【対面での会話は脳の活性化を起こし,心の安らぎを与える】
【スマホにより失うものは何か?・・・自分を振り返りながら書き留めます】
【お礼の挨拶をする機械電気科1年の川畑瑠良さん】
2019年01月30日(水)
商業科・情報処理科 特別講座
本日2・3時間目に商業科2年生は「商品開発」,情報処理科2年生は「電子商取引」の特別講座を行いました。講師に「デザインオフィス&ショップ 島ノコタチ」の重尚樹先生と「Frasco」代表の牧統大先生をお招きし,重先生には商品開発,牧統先生には電子商取引でそれぞれ講座をしていただきました。
商品開発の授業では6グループに分かれ,各グループで本校の企画商品「奄味ラスク」のオリジナルシールデザインについて考えました。重先生のご指導のもと,まずは「5W1H」で,商品について多くの意見を交わしました。グループでまとめたことを発表しましたが,それぞれ自分たちの想いがとても溢れていて,すばらしい講座となりました。
情報処理科は,これまで電子商取引の授業で学習してきたHTMLを作成するのではなく、WEBページを作成するにあたって,閲覧する人の立場になって作成することを学びました。年齢や性別などによって,色合いやフォントサイズに気をつけるのは,とても大変でしたが,グループでの話し合いもあり,WEBページの原型をつくることができました。本日の講座で学んだことを,今後の授業でいかして欲しいと思います。【2年 商業科 講座の様子】
【2年 情報処理科 講座の様子】
2019年01月27日(日)
家政科3年生 最後の調理実習
本日3・4時間目に家政科3年生最後の調理実習を行いました。3年生になるとファッション造形と調理のいずれかの選択になるので、このクラス全員で調理実習を行うのは本当に久しぶりのことでした。副担任の先生方もお呼びして、ビュッフェスタイルのランチパーティーとなりました。本日のメニューは「ベーコンのキッシュ、タコス、ピッツァ、生春巻き、クリームパスタ、ミートパスタ、ラザニア、アップルパイ、ザッハトルテ」でした。やはり3年生となると手際もよく、これだけの品数を2時間で作り上げることができました。クラス全員での最後の「いただきます!」には感慨深いものがありました。最高に美味しく、楽しく、幸せなひとときでした。進路はそれぞれですが、食事をともにした「家族3年5組」。これからもお互い応援し合いながら自分たちの夢に向かってがんばれ!!
【久しぶりのクラス全員での調理実習】
【最後の調理実習】
【みんなで作るのはやはり楽しいです】
【ベーコンのキッシュ】
【タコス】
【生春巻き】
【ピッツァ】
【クリームパスタ】
【アップルパイ】
【ザッハトルテ】
【おいしかった~ 楽しかった~ ごちそうさまでした♥】
2019年01月24日(木)
平成30年度 家政科課題研究発表会
本校大会議室にて、家政科3年生による課題研究発表会が行われました。家政科の課題研究発表会は、生活産業の各分野に関する課題を設定し、その課題解決を図る学習を通して、専門的な知識と技術の深化、総合化を図る専門科目です。また、1・2年生は、この発表を今後の各自のテーマ設定に役立てます。被服領域はドレスの製作過程やファッションショーについて、保育領域は保育園実習や保育検定について、介護領域ではデイサービスでの実習や考案したレクリエーションについて、食物領域ではアラカルト料理の作成や島の食材を生かしたレシピ考案、コンクール応募について、手話の講座は手話によるクイズや手話コーラスを発表しました。他の教科の先生方や見守ってくださった家族の方々も見に来てくださいました。3年間の学習の総仕上げを堂々と発表する3年生の姿は大変頼もしいものでした。卒業しても奄高で学んだ課題解決学習を生かして、がんばれ!あまかせ3年生!!
【発表の様子。緊張しています】
【自分は何をテーマにしよう!!展示物も熱心に見学】
【手話での挨拶の練習風景です】
【発表最後の手話コーラスの様子。3年間の思いがこもった素晴らしい表現でした】
【ほっと一息の3年生。みんな新天地でもがんばってください!!応援しています♥】
2019年01月24日(木)
進路報告会/課題研究発表会 (機械電気科)
機械電気科が,4限目に進路報告会,5・6限目に課題研究発表会を行いました。
進路報告会では,就職内定の決まった3年生が1・2年生に向けて,就職活動や受験勉強で行ったことを発表しました。
進路を決定する上で何を重視したか,入社試験,入学試験の内容等について,また,それに向けてどのように努力して合格を勝ち取ったか等のアドバイスを発表しました。
総括として3年担任の吉元先生が,最近の就職状況,来年以降の予想等を解説しました。
1・2年生は進路に対する目的意識を高める,良い機会となりました。課題研究発表会では,3年生がこれまでの3年間で座学および実習を通して学んだことを基に自ら課題を設定し,一年間取り組んだ学習内容を発表しました。
3年生にとっては,研究の整理と発表の力を付ける機会となりました。
1,2年生にとっては,これから様々な分野の学習をする上で何が重要なのか,何が自分に合っているのかを考える機会となりました。2019年01月22日(火)
県内企業見学会 (機械電気科2年生)
機械電気科の2年生が,県内企業見学会事業で島内の3つ事業所(九州電力株式会社 竜郷発電所,町田酒造株式会社,および奄美市 平田浄水場)を見学させていただきました。
どの事業所においても,その現場で汗水を流し,第一線で活躍されている方のお話を伺い,生徒たちは就職に向けての気持ちが高まり,職業観も養われていった様子でした。
見学させていただいた事業所の方々に,この場をお借りして,改めて御礼申し上げます。
[ 出発前に,今回の見学会の意義と見学する際のマナー等について確認 ]
● 九州電力株式会社 竜郷発電所
● 町田酒造株式会社
● 奄美市 平田浄水場
2019年01月22日(火)
家庭クラブ 奄美小学校,地域の方々と鯉のぼり作り
配田が丘自治会では,地域の子ども達を地域で守り育てる活動の一環として,月に1回「寺子屋」活動を行っています。今回の1月講座は本校家庭クラブの生徒が講師となり「こどもの日」に新川に揚げるための「オリジナル鯉のぼり作り」を行いました。洗濯しても色落ちしないアクリル絵の具を用います。お互い交代で手のひらに絵の具を塗りあいました。一つ一つの手形が鱗になります。次回2月25日の講座では「折り紙カレンダー作り」を行い、この鯉のぼりの完成もお披露目する予定です。「寺子屋」の皆さん楽しみにしていてくださいね。
【お姉さんたちが,絵の具を塗りました】
【今度は交代して】
【鯉のぼりの鱗になるように,手形をつけました】
【赤色の鯉のぼりに仕上げていきます。次回の寺子屋でお披露目です。】
2019年01月17日(木)
ステップアップ研修~研究授業~
本校芸術科の春田紗也加教諭が情報処理科1年生に対して,「自分の夢や目標を叶えるために今できること」としてLHRの研究授業を行いました。
ワークシート「マンダラート」を活用して考えたり,グループで話し合ったり,スライドや書画カメラなどを用いたりするなど,動きのある授業でした。
生徒たちは,メジャーリーグの大谷選手や,春田教諭の高校時代の「マンダラート」を参考にし,自分の「マンダラート」に入念に記入していました。
春田教諭は記入に行き詰っている生徒たちに,短期的な目標を持つことや目標の数値化をすることなど,適切なアドバイスをしていました。
完成された「マンダラート」を見た生徒たちは自分の夢が明確になり,今やるべきことがしっかりと見えてきたような表情をしていました。
【多くの視聴覚機器を巧みに使いこなして授業を展開する春田教諭】
【自分の夢を膨らませながらマンダラートをうめていました】
【春田教諭は各グループの進捗度を確認しながら,適切なアドバイスをしていました】
【設定した目標やそれに係る行動設定をみんなに教えたいと張り切る生徒もいました】
【夢や目標に向かって「よそ見」をせずに,毎日頑張る心になると運命が変わる】
2019年01月17日(木)
パワーアップ研修~研究授業~
本校地歴公民科の櫻井健教諭が家政科3年のクラスで「世界史A」の研究授業を行いました。1815年ウィーン会議の背景や経緯などについて深く学び考える内容でした。
大同盟の諸国がフランスに対して領土や賠償金の返還を迫ったことに対して,フランスが「どう言えば領土を守り,賠償金を支払わずに済むだろうか?」という質問を生徒に投げかけ,ペアでじっくりと考えさせました。
生徒たちはフランスの立場に立って,当時のヨーロッパ全体の状況を確認しながら話し合いをしていました。そして,お互いの考えを出し合いながら, 「悪いのはフランスではなく,革命だ!」という答えを導き出していきました。
生徒たちはチーム全体や集団がさらに良くなるために,意見を交わしていくことの重要性を感じていたようです。
【ウィーン体制のわかりやすい説明をする櫻井教諭にはベテランの風格がありました】
【微妙なヒントを与えることで,生徒の考えを深め,多くの発想を引き出そうとしていました】
【フランスの考えについて出た意見に全員が耳を傾け,一体感を感じる授業でした】
【ウィーン体制後の説明に生徒たちはひきつけられていました】
2019年01月15日(火)
パワーアップ研修~授業研究~
国語科の大谷泰行教諭が,機械電気科3年1組で,パワーアップ研修の一環である「現代文A」の研究授業を実施し,放課後にはその研究授業を振り返り,授業研究も行われました。
授業研究では難しいと言われる夏目漱石の小説「夢十夜」を取り上げた授業内容について,多くの先生方が感想や質問などの意見交換を行いました。
小説に出てくる「露」について,ヒントを与えないとなかなかその意味がわからないが,ヒントを与えすぎると生徒の発想力が損なわれてしまう。授業者が我慢をすることで生徒からはまだ様々な答が出るかもしれない。男子生徒に対して女性の立場を考えさせる難しさがあるなど,様々な意見を共有しました。
生徒たちが受ける一つひとつの授業を大切にしようとお互いに意見を交わすことが授業の成功につながることや,生徒の発想力を引き出すための工夫のひとつとして「音読」させることも重要であるというアドバイスをもとに,本校の国語教育はさらに充実していきそうな気がしました。
【2学期に続いての「夢十夜」を取り上げた今回の研究授業に意見を交わす参加者たち】
【いくつも考えられる「まとめ」に苦戦したが,いつもの授業が反映されたと語る大谷教諭】
【最大のポイントで自らイラストを描いて,発想力を導き出そうと工夫した授業プリント】
【本校が誇る国語科教師陣!互いに研鑽しあい,参考になったと絶賛していました】
【言葉や文字だらけの授業の中でも大谷教諭の「光る言葉」はいくつもあったと助言する堀之内尚郎校長先生】
2019年01月15日(火)
ポートフォリオタイム
毎週火曜日の朝学タイム(朝の10分間学習活動)は「ポートフォリオタイム」とし,始業式で配布されたファイルを使用し,自分の活動や学習についてまとめる時間にすることを3学期から導入しました。
自分たちが行っている活動を改めて文字で表すことは初めてだったので,生徒たちは自分を振り返りながら,シートに記入をしていました。
これが蓄積されていき,いつでも自分の姿を見つめることのできるツールとなれば,生徒たちの成長へ必ずつながっていくと感じました。
【静かな雰囲気でこれまでの自分の成果や活動をまとめる生徒たち】
【この日は以前受検した資格試験について,正確に振り返る作業でした】
【いつでも自分自身を振り返ることができるように,細かくファイリングしていきましょう】
【資格試験について,思い出しながらシートに記入をする情報処理科1年の生徒】
2019年01月08日(火)
3学期が始動!~始業式~
平成31年の幕が開け,いよいよ3学期が始まりました。長い冬休みを過ごして,久しぶりに登校してきた生徒たちに対し,堀之内校長先生が次のような話をしました。
「環境を変えると自分も変わります。自分の行動で環境を変え,時間の使い方を意識してください。一人前になるには一万時間が必要となります。」
続いて,進路指導担当の関下先生が全校生徒に向けて,いつものように熱く話をしてくれました。「行動を起こすのは今でなければならない!今やる気が起こらなかったら筋肉を動かしてみよう!そうすると絶対にやる気が出てきます。」
次に生徒指導担当の神野先生が,箱根駅伝で優勝した東海大学の両角監督の言葉を引用して話をしました。「成功は一時,成長は一生だ!まだ王者ではない,挑戦者としてやっていこう!」という言葉で自分の成長のために必要な金言でした。
最後に教務担当の下池先生が「ポートフォリオ」について話をしました。学校生活のすべてのことに目標を持ち,計画をたて,実行をし,自己評価を行い,さらに改善を図ることが次につながるという内容で,生徒たちへ,書き込みができる様々なシートを綴ったファイルが配布されました。
年の節目に充実した取組などがあり,生徒たちも先生方も気を引き締めていた様子でした。これからさらに奄高が成長していきそうな気がしました。
【亥年の今年は「知識」をさらに磨きましょう!と話す堀之内尚郎校長先生】
【校長先生の話をメモに残し,貴重な時間にしています】
【進路実現に向けてアクションを起こすエネルギーを与える関下友幸進路指導主任】
【先生方の話す一言ひとことを,いつでも振り返って見られるようにしっかりメモを取ります】
【自分の行動をしっかり「記録」として積み残すことが大切だと話す下池大哉教務主任】