弁論大会を開催

公開日 2017年12月13日(Wed)

本日の6校時目に弁論大会を行いました。
登壇したのは,各学年の“予選”を経て選ばれた,代表の生徒9名です。

キャプション
発表順 クラス 氏   名 演       題
1年6組 福   葉弥実  『言葉の力』
2年1組 赤 井 将 輝  『私の夢』
3年4組 平   沙也香  『進路活動について』
3年6組 深 田 梨 香  『将来の夢』
1年3組 山 中 麻梨萌  『生きることと死ぬこと』
2年5組 山 田 琴 乃  『母の味』
3年5組 徳 山   誉  『手話について』
2年4組 保   さら紗  『世界遺産登録について』
1年5組 鈴 木   葵  『夢を現実へと近づけるために』

P1010027

P1010034

P1010035

P1010048

P1010058

P1010067

P1010074

P1010079

P1010081

厳正なる審査の結果,最優秀賞1名,優秀賞2名が選ばれました。

内訳と要約は,以下のとおりです。

キャプション
受賞者の内訳 演題の要約

●最優秀賞●

3年5組

徳 山  誉 さん

『手話について』

 私は今年の春から手話を習い始めました。それまで手話は無縁のもので興味もありませんでしたが,そのうち「手で会話する」魅力にひかれ,今はコツコツとだが勉強する毎日です。これまで私は,身体が不自由な人のことをかわいそうだと思ったり,不便なんだろうなと思っていましたが,手話を学ぶことで,決してそうではないのだということが分かりました。また私は,手話を始めてから自分に自信がつき,なぜか毎日の生活が楽しく,日々を充実した気持ちで過ごせるようになりました。皆さんにもそういったものがありますか。なければ,見つけてみてはどうでしょう。

○優秀賞○

3年4組

平  沙也香 さん

『進路活動について』

 自分の経験した進路活動について,特に後輩の皆さんに伝えたいことが大きく3つある。一つ目は,進路の決定について,先輩から積極的にアドバイスをもらったり,同級生とよく話しをしたりすることが大切だということ。二つ目は,分からないことを何でもすぐに人に聞くのではなくて,まず自分でじっくりと考える習慣を身に着けること。そして三つ目は,目の前の今やらなくてはならないことに一生懸命に取り組み,常に十年後の自分を意識することだ。後輩の皆さんも,進路活動を悔いのないようにがんばってください。

○優秀賞○

2年4組

保  さら紗 さん

『世界遺産登録について』

 皆さんは,奄美大島が世界自然遺産に登録されることについてどう感じているだろうか。一般的には歓迎されているように感じるが,私は反対だ。世界遺産に登録されれば,観光客が増える。それにより奄美の環境は,確実に悪化し,結果的には環境を守るということにつながらないと思うからだ。実際に,世界遺産になった知床などは,それによっていくつもの問題が生じているという。世界遺産に登録されるメリットは多くあるが,デメリットの部分まで含め考えて,やはり私は,奄美大島は今の姿のままがよいと思う。

特に最優秀賞に輝いた徳山さんは,原稿を読むことなく,まっすぐに前を向いて,語りかけるような発表を見せてくれました。

教頭による講評

「みなさんのすばらしい発表を聞いて,みなさんがこの日のために,何回も何回も練習をしてきたであろうことが伝わってきました。

大勢の生徒・先生方の前で話すことは,相当なプレッシャーであり緊張したことでしょう。

しかし,どの弁士の発表も,堂々としていて,聞く人にとって,聞き取りやすいような工夫が随所にあり,充実したものでした。」