公開日 2020年11月04日(Wed)
家政科の大給真衣教諭が家政科1年の生徒たちに向けて,「フードデザイン」で,卵の調理性について考える研究授業を行いました。
プリンやシフォンケーキ,マヨネーズの写真から,卵の「熱凝固性」,「希釈性」,「起泡性」,「乳化性」の確認を行う調理実験でした。
5つの班に分かれた生徒たちは,まず,卵を卵黄と卵白に分別しました。砂糖の有無でメレンゲの出来に違いがあることを確認し,さらに,卵黄に入れる油の入れ方や量で出来上がるマヨネーズの完成度が違ってきました。
生徒たちはこの実験を通して,料理で普段よく使われる「卵の性質」を実感することができ,どの調理性が利用されているのか確認できました。
専門的な知識や技術が深まり,今後の調理実習や検定に生かしていけそうです。
【毎時間ごとに入念な準備をして授業に臨む大給真衣教諭】
【茹で時間ごとで卵黄の色が変わることも,改めて比較できました】
【卵黄に油を入れる回数やその量を慎重にして,マヨネーズ作りの実験中!】
【砂糖を混ぜて,メレンゲを上手に作れるか!実験中】
【これからも,日常食「卵」を上手に使えるように,この時間を振り返りました】