【文化継承】八月踊りを次の世代へつなぐプロジェクト(シバサシ編)

公開日 2023年10月16日(Mon)

 八月踊りを次の世代へつなぐプロジェクトを行うにあたり、大切にしたいことは、実際の集落で本物を体験することです。

 集落ごとに想いのこもった八月踊りをしっかりと受け継いでいくためには、集落に出向き、集落で輪になって踊る経験が大切です。それが、将来の八月踊りを繋いでいくきっかけになると考えています。島を出るまでにどれだけ八月踊りなどの文化・郷土に触れる機会を得られるかが重要なことです。

 文化を繋いでいくことは容易ではありませんが、奄美大島の素敵な文化を繋いでいくためにはやりまいだと思っています。

 今回は、10月1日(日)シバサシに合わせて、希望する生徒と実際に大和村名音集落に伺い、八月踊りを体験しました。

 初めて聞く唄、初めての踊り方ではありましたが、心温かな集落の皆様の雰囲気づくりもあり、貴重な経験を積むことができました。ありがっさまりょーた。

 今回のプロジェクトを継続して実施していくための方策を検討し、奄美大島の文化を受け継ぐ仕組みづくりを考えていきたいと思います。

 御協力いただきました、名音集落保存会及び大和村関係者の皆様ありがとうございました。

 【シバサシ(柴差し)】アラセツから7日目の壬(みずのえ)日を祭りとする。畑の神の祀りで、家の屋根・高倉・屋敷・田畑に柴(トウズキ)を立てて悪神をはらう土の神の祭り。

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集落の八月踊りに参加する経験を積むことがポイントです!

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楽しく文化を継承する経験が次に繋がっていきます!

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最後は集落の皆様と一緒に記念撮影!ありがっさまりょーた!