【真夏の事件簿】密室増殖事件

公開日 2023年08月31日(Thu)

 その事件は、日の目を浴びない薄暗い地下駐車場でひっそりと起きていた。

 奄美高校は、職員駐車場は地下に設けられている。それは立派で県内でもここまで恵まれた駐車場は多くないであろう。真夏と言えども、どこかひんやりと日光の届かない涼しい空間である。それは「アイツ」たちには恰好の環境であった。

 今回の事件は、駐車してある車内で起きた。時間をかけてゆっくりと。夏休みの帰省で地下駐車場に車を停めて帰った先生方は皆、被害者であろう。

 地球上には人間という生命体以外にも、多くの生物が共存して生きている。その中に「カビ」や「菌」などの生き物も、その生き物らしく日常を過ごしている。ただ人間が気づいていないだけ。しかし、その生き物たちも条件が整えば、存在感を示すときがある。

 今回はしっかりと条件が整ったのだ。程よい温度と湿度、日光の当たらない密室。それら彼らにとって最高の舞台であった。

 夏の帰省を終え、台風の影響もあり地下駐車場に停めておいたマイカー。何かツヤッとした手触りやらいつもにない感触。暗い車内でよくわからなかったが、日を浴びた車内で見た光景に言葉を失った。

 車内はカビだらけ。

 どんなに清潔に清掃していても、目に見えない生き物たちがこんなにも共存しているのだと実感した出来事でした。

 たぶん、みんな知らないし、誰しも被害に遭いそうなので、ブログに書きました。

 真夏に地下駐車場に停めて、帰省はしないほうがいい。そう実感した2023の夏休みでした。

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キレイにしていたつもり。でも本当は...。

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見えない生き物と共存していることを実感した夏でした。