機械電気科「先輩の話を聞く会」を実施

公開日 2017年12月14日(Thu)

 本校は,今年で創立100周年を迎えたこともあり,その記念の一環で,機械電気科で「先輩の話を聞く会」を実施しました。

 講師をしてくださったのは,大島地区消防組合龍郷消防分署の牧原 千博さん(H28 卒業)と,玉野電業株式会社の中原 孝也さん(S39 卒業)のお二人です。

 牧原さんは,中学3年生のときに,将来も大好きな海のある奄美で暮らそうと思い,そのためには,生活の安定した公務員になろうと決心したそうです。在学中には意欲的に資格取得に取り組み,危険物取扱者の資格は乙種をすべて取得。公務員試験の勉強を続け,1浪はしたものの,海上保安庁と龍郷の消防組合に合格,後者を選択して見事に自分の夢をかなえられたそうです。その合格までの道のり,勉強の方法などについて,分かりやすくお話しくださいました。

 中村さんは,東京オリンピックの行われた昭和39年に奄美高校の前身となる大島実業高校を卒業,小田急電鉄株式会社に入社されました。その後,電気関係の企業に転職後,さまざまな電気関係の資格を取得されました。平成21年に帰島され,玉野電業に就職,現在は平田浄水場の建設・施工に携わられています。「継続は力なり」という言葉を座右の銘に,高校在学中に一つでも多くの資格を取得すること,それが将来絶対に役に立つというお話を熱く語っていただきました。73歳の今でも野球を続けており,人生で今が一番楽しいとおっしゃるその笑顔が,何よりも生徒の心に響いたようでした。

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