地域協働事業特別講座&特別講演会

公開日 2020年12月13日(Sun)

 本日ついに奄高レストランが開催されました。

 「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の一環としてのレストラン開催であり,今回は全学科の参加だけでなく,普通教科もこの事業に参加しました。

 国語,数学,地理歴史,理科,英語の各教科の先生方が,工夫を施し,この地域「奄美大島」に特化した講座を生徒に行いました。

 教科書にない授業で生徒たちは,地域の特徴や違う方向から見た考え方を学び,改めて地元の良さを理解しました。

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【理科では,島外に出る前に奄美の生物をじっくりと学びました】

 理科特別講演会「奄美の自然」と題して,奄美博物館の平城達哉,講演をしていいただきました。

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【社会では,地方自治と住民の福祉に関連した地域を意識した講座でした】

 奄美市令和2年度一般会計予算を家計簿に例えて考えてみよう!と壮大な内容でした。

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【英語では奄美ゆかりの言語や生物などを英単語にするクイズを出しました】

問題に正解して,ビンゴすると特典がついて,大盛り上がりでした!

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【国語では,奄美の各地のシマ唄を聞きながら,言葉の変化を学びました】

「け」が「くぃ」,「おと(音)」が「うとぅ」などシマくちを確認して,方言について深く意識することができました。

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【数学では,方眼紙の上に描かれた奄美大島の面積を調べる講座でした】

 グループ内で地形を分けて,方眼マスを数える作業など分担して,面積を出す方法を学びました。

 

 午後からは,本校商業科OBで地元でグループ会社を経営する(株)グリーンテック社長の且優蔵さんが特別講演会を行いました。

 この講演会の進行などはすべて本校の保健体育科が取り仕切り,「地域協働」に一役買っていました!

 自身が小学校から大学まで過ごした様子を振り返り,生徒たちの参考になってもらおうとヒストリーを紹介してくれました。

 また,関東地方で働いていたときと,地元の奄美大島で働いて生活したことの比較をして,奄美での過ごしやすさを話し,生徒たちは自分の今後の生活のイメージが湧いてきたようです。

 奄美での仕事には多くのメリットがあることをさらに分かりやすく説明したのが,建設業の内容をわかりやすく説明したことでした。見たことのある風景を工事している状況を話していただき,地元で働く良さやイメージをさらに強めました。

 生徒からの「建設業の魅力って何ですか?」「グリーンテックで働いてよかったことは何ですか?」などの質問もあり,一体感のある地域特別講演会でした。

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【自分で考え,自分で行動できる大人になってほしいと話す且優蔵氏】

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【生徒たちの参考にしてほしいと,自分の経験を話してくれました】

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【採用してほしそうな…そんな意味深い質問もありました(^^♪ 】