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2017年12月
2017年12月28日(木)
平成29年仕事納めの会実施
今年も奄美高校は,全日制・定時制合同で仕事納めの会を実施しました。今年は創立100周年記念式典をはじめ,奄高レストランなど大きなイベントや行事を全生徒・全職員で成功させてきた1年でした。二石校長先生のあいさつに始まり,お昼の軽食には松下教頭先生と家政科,衛生看護科職員手作りの豚汁や,二石校長先生差し入れのお米で炊いたおにぎりや事務長先生からの差しいれ等が振る舞われました。この仕事納めと正月休みで鋭気を養い,来るべき平成30年に向けて,チーム奄高一丸となって,生徒の目標達成のために頑張っていきましょう。
【ズラリと並ぶねぎらいの品々】
【平成29年を振り返り,楽しく談笑中】
【豚汁のおかわりに行列】
【今年の疲れも吹き飛ぶ素晴らしい仕事納めの会でした!】
2017年12月25日(月)
「日本復帰記念の日の集い」に参加
本日,名瀬小学校の校庭で,「日本復帰記念の日の集い」がありました。
終戦後,奄美が日本へ復帰した日である昭和28年12月25日を記念して,市民にも広く呼びかけ,毎年12月25日に催されている行政と民間が一体となった集いです。
本校からも,生徒8名,職員7名,保護者数名が参加しました。
式典では,子どもたちに伝える話,断食悲願朗読,生徒感想発表などあり,日本復帰に向けた当時の人々の熱い思いや当時の様子などが伝えられました。
参加した生徒たちは,この集いを通して多くのことを感じとってくれたようでした。
【集いの全体的な様子】
【のぼり旗をもち,集いに参加した生徒たち他】
2017年12月22日(金)
第2学期 終業式
創立100周年記念式典を始め,さまざまな行事やイベントが沢山あった2学期の終業式がありました。
二石政彦校長先生は,式辞の中で「継続する力が,人間の大きな力になる」「社会との関わりを持ち,人に優しい人間になってもらいたい」と,生徒たちに励ましを送られました。
その後,進路指導部の関下友幸教諭は「心が体を動かす」「心が体を決める」「心が進路を決める」と,その場で実験を交えて,熱く語られました。
生徒指導部の宮迫崇文教諭は,自身の体験から「自己肯定感」について,じっくりと話をされました。
【校長先生の話を聞く生徒たち】
【気持ちを込めれば左の指が長くなると実演しながら話す関下先生】
【プレッシャーが人の役に立っていることに気づいたと語る生徒指導部の宮迫先生】
2017年12月22日(金)
表彰式と壮行会を実施
2学期の教育活動で顕著な成績をおさめた生徒たちと地域スポーツで貢献した先生たちの表彰式が行われました。
その後,先日開催された校内弁論大会とクラスマッチの表彰も併せて,行われました。
【県高校家庭クラブ研究発表大会】最優秀賞&県教育委員会賞&クラブ員賞 家政科3年生
【南九州市かわなべ青の俳句】特選 大久保哲平さん,佐々木健太さん 入選 富澤実桜さん
【県高校美術展】洋画奨励賞 高須賀日那さん
洋画 入選 長田美咲さん,村山真琴さん,愛川里奈さん
水彩画入選 吉村陽輝さん
【県吹奏楽アンサンブルコンテスト】フルート三重奏 金賞(代表)津村夕香さん
【県高校書道半紙展】優秀賞 榮 美依菜さん
【大島支部ソフトボール】D級優勝 奄美高校マリーンズ 倉谷先生,菊地先生,伊藤先生
1月7日に行われる全国商業高校英語スピーチコンテストのスピーチの部に,情報処理科3年の平沙也香さんが2年連続出場を果たし,壮行会を行いました。
平さんは文化祭で流暢な英語スピーチを披露し,全校生徒から拍手喝采でした。前回大会の3位を上回る成績が出るように,全校生徒・全職員で大きな拍手を送りました。
【全国の舞台での活躍を誓う平さん】
2017年12月21日(木)
激戦!!クラスマッチ2日目 決勝トーナメント
クラスマッチ2日目は,昨日,予選トーナメントを勝ち進んだ各クラスの選手達が決勝トーナメントで優勝を目指し,競技も応援もそれぞれ一生懸命取り組みました。卒業前の3年生にとっては最後のクラスマッチとなるため,全18クラスの頂点を目指して各競技ごとに熱戦が繰り広げられました。
【 クラスの仲間に力を込めて応援のエールを送ります 】
【 ゴールをめがけて力強いシュート 】
【 狙いを定めてゴールへ一直線 】
【 躍動感溢れる男子バレーの接戦 】
【 拾ってつないで ナイスアタック!! 】
【 ジャンプボールで試合開始 】
【 ディフェンスをかわしてゴール 】
【 スマッシュで先制点を獲得 】
【 ALTの先生も一緒に参加 】
各競技の優勝チームは以下の通りです。
全クラスが一致団結して、思い出に残る2日間を過ごすことができました。3学期もクラスのチームワークを強化して頑張っていきましょう!!
2017年12月20日(水)
熱戦!クラスマッチ1日目
心配されていた天気にも恵まれて,クラスマッチ1日目が行われました。チーム一丸となって勝利を目指して必死になっている姿,仲間を一生懸命応援する姿が見られました。生徒たちがとても楽しみにしていた2学期最後の学校行事の1日目は,盛り上がって終わりましたが,明日までのクラスマッチを頑張っていきましょう。
【女子バレーボール 笑顔で楽しんでます】
【男子バレーボール 最強助っ人の先生も頑張りました】
【先生と生徒と仲良く楽しく応援しています】
【メガホン持参でみんな必死に大応援!】
【サッカー 激戦!激闘!みんな泥まみれです】
【女子バスケットボール 体育の授業と昼休みの練習の成果を発揮しています】
【男子卓球 みんな上手なつもりで真剣にやってます】
【男子バスケットボール 熱戦が展開されています】
【女子卓球 和気あいあいと戦いを繰り広げています】
2017年12月18日(月)
服務規律に関するアクティブ・グループワークの実践
2学期最後の職員会議の中で,約30分間,職員全員で「アクティブ・グループワーク」を実践しました。
はじめに,「モラルの維持・向上のためのセルフチェックリスト」と「職場のコミュニケーション活性化のためのチェックリスト」を実施し,続いてグループを10編成してアクティブ・グループワークを展開しました。
今回は,マトリックスシートと付箋を活用し,「成果,課題」は自己評価,「対応策」はグループで協議しました。手順は次の通りです。
① 服務規律に関する6項目「1 交通法規の遵守,2 わいせつ行為・セクシュアルハラスメント,3 個人情報保護,4 体罰,5 公金等管理,6 学校における業務改善と適正な勤務時間管理」をグループで1項目選択
② その視点で付箋に自己評価を書き込む
③ マトリックスシートに貼り込み,対応策をグループで協議
限られた時間でしたが,奄高職員全員で分担する「アクティブ・グループワーク」を通して服務規律の厳正確保についての意識を更に高める機会になりました。
【服務規律に関するアクティブ・グループワークを展開するチーム奄高職員!】
2017年12月18日(月)
学科朝礼(商業科・情報処理科)
本日は各学科別に学科朝礼が実施されました。今回は,商業科・情報処理科の学科朝礼を紹介します。
学科主任の小宮先生から生徒へむけて,「成長のために知っておくこと,考えておくこと」についてお話がありました。
人はそれぞれ成長のスピードが違うので,今知っておくことはこれまでの自分自身の結果(定期考査・検定等)を振り返り,自分に合った目標設定と努力を続けていくことが大切である。そのために,「自分が今後どうなっていきたいか」を,この冬休みでしっかりと考え,次の3つのことを意識して来たるべき検定に備えてほしいと生徒へ伝えました。
1 100点満点合格を目標に努力すること
2 繰り返す→正確に速く問題に答えることができるようになる
3 検定合格を目指して努力することを通じて人間的に成長しよう
次に,高田先生からは先日ニュースに取り上げられていたスマートフォンを使用しての「ながら運転」中の交通死亡事故について,「いつ私たちも加害者・被害者になるかもしれない。自分のこととしてしっかり考えてこれからも注意していきましょう。」と生徒へ向けてお話がありました。
今年も残りわずかとなりましたが,もう一度気持ちを引き締めていこうと思いました。
2017年12月17日(日)
家政科 「クリスマスおはなし会」 に出演
本日 14時30分より,県立奄美図書館主催の「クリスマスおはなし会」に家政科3年 佐藤菜々子さん,下村玲奈さん,中村実夢さん,益田美空さん,横井慶斗さんの5名が出演しました。
創作ペープサート「サンタがやってきた」を披露し,ペープサートの動く絵に子どもたちは興味をもち、真剣な眼差しで見てくれました。次に家政科3年の村山彩夏さんが課題研究で考えた体操を子どもたちと一緒にしました。子どもたちだけでなく本日出演された大人の方々も一緒に体操をしてくださりました。体を動かし,みんなでリフレッシュしました。初めは緊張していた生徒も,子どもたちの反応にだんだんと表情が柔らかくなり,最後には達成感や喜びを感じることができました。
【始まりのあいさつ 少し緊張しています】
【サンタVSブラックサンタ 勝つのはどっち!?】
【ペープサートの様子】
【みんなと一緒に体操】
2017年12月16日(土)
奄美市通り会商店街でファッションショー実施
奄美市通り会連合会主催、歳末大売り出し抽選開始イベントで家政科3年生の被服選択者が、ファションショーを実施しました。私たち家政科はオープニングイベントを飾らせていただきました。ミニドレスを中心とした1部が上原椋来さんのあいさつで始まり、レッドカーペットのランウェイをウォーキングしたあと,バルーンアートのアーチをくぐって舞台に上がりかわいいパフォーマンスでイベントを盛り上げました。
続いて25分後に2部のショーが開始されました。全てロングドレスの2部では、フィナーレでポーズを決めた生徒のところまで通り会連合会会長がレッドカーペット上を歩いて登場し、歳末売り出し抽選会の案内をアナウンスされて全てのショーが終了しました。小雨が降り、寒い中ではありましたが、多くの方に歓声をいただき無事に役目を果たせてホッとしました。地域の方に温かく見守って頂けることに改めて感謝した一日でした。
【 1部:ミニドレス 】
【 2部:ロングドレス 】
2017年12月15日(金)
校外ボランティア清掃作業
本日5・6時間目に、校外ボランティア清掃作業を実施しました。
初めに,横山教頭先生の出発のあいさつの後,各学級に分かれて,平田町から小浜町,矢之脇町の範囲のごみ拾いを行いました。生徒は,道端に落ちている空き缶やたばこの吸い殻,壊れた傘など積極的に拾っていました。清掃活動を通して,地域の人々に日頃の感謝を気持ちに表し,ごみを拾うことでごみを捨てない・汚さない心を育むことができたと思います。また,社会の一員として社会に貢献することの意義や大切さも実感することができました。 拾ってきたごみは,各学級ごとに校内のゴミステーションで美化委員が回収しました。最後のごみまできちんと分別をする姿は,清々しいものでした。
【出発前 横山教頭先生のあいさつ】
【清掃の様子】
【回収したごみの分別の様子】
【美化委員 ごみの分別最後まで 頑張りました】
2017年12月14日(木)
ステップアップ研修 特別活動 LHR研究授業 ~蒲地教諭 ~
本日,6限目に衛生看護科1年6組で蒲地教諭によるLHR研究授業が行われました。衛生看護科では看護技術のひとつとしてコミュニケーション技法を学んでおり,専門教科と関連づけもある「アサーティブコミュニケーション」についての LHRの授業でした。感情をコントロールするためには,自己理解を深め,更にその感情を適切に表現する方法を身につけることで,周囲の人とも円滑なコミュニケーションを図ることができます。本時は,個人ワークとグループワークを行い全体発表を行いました。
【 本時の目標に沿って授業が展開されました 】
【 グループで沢山の意見を出し合いました 】
【 アサーティブコミュニケーション技法を使って表現方法を考えました 】
研究授業のあとは,授業研究が行われ多くの学びを得ることができました。
2017年12月14日(木)
春日保育園児との交流会
本日2・3時間目に春日保育園から21名の園児が来校し、家政科3年生と交流会を行いました。
最初に「ふくらかん」と「ミキソイジュース」を製作しました。粉を振るい、黒砂糖粉を溶かし、カップにスプーンで注ぎ分けます。みんな指示を聞きながら真剣に取り組んでいました。蒸している間、ミキと豆乳とマンゴーをミキサーにかけ「ミキソイジュース」を作りました。蒸し上がったふくらかんを見て、嬉しそうな表情になり「うわー」と歓声が上がりました。
場所を図書室へ移し、創作ペープサート「サンタがやってきた」を上映しました。どの練習よりも上手にできたのは、やはりかわいい園児の皆さんが目を輝かせてみてくれたからだと思います。その後「みんながみんな英雄」の曲に合わせみんなでダンスをしました。料理や鑑賞、ダンスを頑張った子ども達にピカチュウのメダルをプレゼントし、交流会が終わりました。たくさんの準備が無事成功し、充実した時間を過ごすことができました。
【粉を振るい、砂糖を水で溶かし、お酢を加えます】
【生地を丁寧に注ぎ分けます。蒸し器に入れて20分待ちます】
【待っている間にミキソイジュースを作ります】
【きれいに膨らみ、歓声が上がります】
【子どもの目線で見えるように! 後片付けも頑張ります!!】
【できたては最高!3つをペロリと平らげる園児もいました】
【創作ペープサート「サンタがやってきた」を鑑賞中】 【メダルも見せ合いっこしてくれました】
【充実した1時間30分でした】
2017年12月14日(木)
パワーアップ研修の他校種研修を本校で実施
金久中学校で3年生の担任をされている西元耕世教諭が,パワーアップ研修の一環の他校種研修に来校してくださいました。
SHR見学から始まり,教頭先生の講話,現代社会と各学科の実習等の参観,LHR研究授業参観,生徒指導と進路指導の説明を受けました。
様々な視点から,さらに研修を深め,教育活動に臨み,適切な進路指導に活かしていきたいと感想を述べて,研修を終えられました。
【機械電気科3年生の実習…鉄材の切断を見ていただきました】
【衛生看護科2年生の看護実習…包帯の巻き方を一緒に学んでいただきました】
【家政科3年生の保育実習…園児を招いてのおゆうぎ】
【商業科3年,情報処理科3年の総合実践発表に参加し,採点もしていただきました】
【衛生看護科1年のLHR研究授業に参加】
2017年12月14日(木)
機械電気科「先輩の話を聞く会」を実施
本校は,今年で創立100周年を迎えたこともあり,その記念の一環で,機械電気科で「先輩の話を聞く会」を実施しました。
講師をしてくださったのは,大島地区消防組合龍郷消防分署の牧原 千博さん(H28 卒業)と,玉野電業株式会社の中原 孝也さん(S39 卒業)のお二人です。
牧原さんは,中学3年生のときに,将来も大好きな海のある奄美で暮らそうと思い,そのためには,生活の安定した公務員になろうと決心したそうです。在学中には意欲的に資格取得に取り組み,危険物取扱者の資格は乙種をすべて取得。公務員試験の勉強を続け,1浪はしたものの,海上保安庁と龍郷の消防組合に合格,後者を選択して見事に自分の夢をかなえられたそうです。その合格までの道のり,勉強の方法などについて,分かりやすくお話しくださいました。
中村さんは,東京オリンピックの行われた昭和39年に奄美高校の前身となる大島実業高校を卒業,小田急電鉄株式会社に入社されました。その後,電気関係の企業に転職後,さまざまな電気関係の資格を取得されました。平成21年に帰島され,玉野電業に就職,現在は平田浄水場の建設・施工に携わられています。「継続は力なり」という言葉を座右の銘に,高校在学中に一つでも多くの資格を取得すること,それが将来絶対に役に立つというお話を熱く語っていただきました。73歳の今でも野球を続けており,人生で今が一番楽しいとおっしゃるその笑顔が,何よりも生徒の心に響いたようでした。
2017年12月14日(木)
統一LHR「人権同和教育」
本日1限目に「人権同和教育」に関する統一LHRが行われました。
「俺(わん),奄美(しま)が好きっちょ」という題材のもと,生徒たちに「1 故郷への誇りとはどのようなものか。2 なかまとはどのようなものか。3 反差別の生き方とはどのようなものか。」を考えさせながら,各学級において活発な話し合いが行われていました。
奄美の歴史について知っていることを挙げさせてみると,生徒たちも故郷・奄美について多くのことを知っており,それを知った上で生まれ育った故郷に誇りを持っていることが分かりました。奄美(しま)の良さを一言で表すとほとんどの生徒が「人びとの結びつき=結いの精神」と答えました。
近い将来,故郷・奄美を離れていく人も多くいますが,いつまでも私たちの心の中には奄美人(しまっちゅ)としての誇りを忘れずに頑張ってくれることを願っています。
2017年12月13日(水)
職員ソフトボールチームが優勝!
本校の先生たちで構成するソフトボールチームが,大島支部社会人ソフトボール秋季大会D級決勝まで駒を進めました。
平川先生と菊地先生の絶妙なバッテリーを中心に,下野先生や宮迫先生の長打や全選手の活躍と,倉谷先生の名采配で優勝することができました。
生徒たちの日頃の頑張りに負けないように,先生たちも頑張って,「奄高」の名を轟かせたようです。
【ゲーム開始前のリラックスした雰囲気】
【最強の二遊間コンビ 下野&伊藤】
【ベンチからの声援が背中を押してくれます】
【優勝旗を受け取る倉谷先生】
【応援に来てくれた先生たちと記念撮影!】
個人タイトルは以下の通りです。
【最優秀選手賞】 平川正志先生・・・投打に渡る大活躍!
【優秀選手賞】 伊藤里香先生・・・チームの危機を救うプレーを連発!
【勝利監督賞】 倉谷光秀先生・・・来てくれた先生方を全員出場させる優しい采配!
2017年12月13日(水)
吹奏楽部 県大会への壮行演奏会
本校吹奏楽部の津村夕香さん(家政科2年),大庭琉翔さん(衛生看護科2年),今畑七海さん(衛生看護科1年)の3名が第44回鹿児島県吹奏楽アンサンブルコンテストに出場するということで,壮行演奏会が音楽室で開催されました。
3人は息の合った演奏で,素晴らしい透き通った音色を奏でていました。演奏後には担任の先生方の激励を受けていました。
昨年度の金賞,九州大会出場の偉業に並ぶ成果をおさめられるように頑張っていきますと,3人は抱負を述べました。
【息の合った演奏で県大会への手応えを感じていました】
【左から 津村夕香さん,今畑七海さん,大庭琉翔さん】
2017年12月13日(水)
弁論大会を開催
本日の6校時目に弁論大会を行いました。
登壇したのは,各学年の“予選”を経て選ばれた,代表の生徒9名です。キャプション 発表順 クラス 氏 名 演 題 1 1年6組 福 葉弥実 『言葉の力』 2 2年1組 赤 井 将 輝 『私の夢』 3 3年4組 平 沙也香 『進路活動について』 4 3年6組 深 田 梨 香 『将来の夢』 5 1年3組 山 中 麻梨萌 『生きることと死ぬこと』 6 2年5組 山 田 琴 乃 『母の味』 7 3年5組 徳 山 誉 『手話について』 8 2年4組 保 さら紗 『世界遺産登録について』 9 1年5組 鈴 木 葵 『夢を現実へと近づけるために』 厳正なる審査の結果,最優秀賞1名,優秀賞2名が選ばれました。
内訳と要約は,以下のとおりです。
キャプション 受賞者の内訳 演題の要約 ●最優秀賞●
3年5組
徳 山 誉 さん
『手話について』
私は今年の春から手話を習い始めました。それまで手話は無縁のもので興味もありませんでしたが,そのうち「手で会話する」魅力にひかれ,今はコツコツとだが勉強する毎日です。これまで私は,身体が不自由な人のことをかわいそうだと思ったり,不便なんだろうなと思っていましたが,手話を学ぶことで,決してそうではないのだということが分かりました。また私は,手話を始めてから自分に自信がつき,なぜか毎日の生活が楽しく,日々を充実した気持ちで過ごせるようになりました。皆さんにもそういったものがありますか。なければ,見つけてみてはどうでしょう。 ○優秀賞○
3年4組
平 沙也香 さん
『進路活動について』
自分の経験した進路活動について,特に後輩の皆さんに伝えたいことが大きく3つある。一つ目は,進路の決定について,先輩から積極的にアドバイスをもらったり,同級生とよく話しをしたりすることが大切だということ。二つ目は,分からないことを何でもすぐに人に聞くのではなくて,まず自分でじっくりと考える習慣を身に着けること。そして三つ目は,目の前の今やらなくてはならないことに一生懸命に取り組み,常に十年後の自分を意識することだ。後輩の皆さんも,進路活動を悔いのないようにがんばってください。
○優秀賞○
2年4組
保 さら紗 さん
『世界遺産登録について』
皆さんは,奄美大島が世界自然遺産に登録されることについてどう感じているだろうか。一般的には歓迎されているように感じるが,私は反対だ。世界遺産に登録されれば,観光客が増える。それにより奄美の環境は,確実に悪化し,結果的には環境を守るということにつながらないと思うからだ。実際に,世界遺産になった知床などは,それによっていくつもの問題が生じているという。世界遺産に登録されるメリットは多くあるが,デメリットの部分まで含め考えて,やはり私は,奄美大島は今の姿のままがよいと思う。 特に最優秀賞に輝いた徳山さんは,原稿を読むことなく,まっすぐに前を向いて,語りかけるような発表を見せてくれました。
教頭による講評
「みなさんのすばらしい発表を聞いて,みなさんがこの日のために,何回も何回も練習をしてきたであろうことが伝わってきました。
大勢の生徒・先生方の前で話すことは,相当なプレッシャーであり緊張したことでしょう。
しかし,どの弁士の発表も,堂々としていて,聞く人にとって,聞き取りやすいような工夫が随所にあり,充実したものでした。」
2017年12月13日(水)
あまとしょならでは講演会を開催
本日の昼食時間に,奄美のライブハウスなどで活躍されている,バンド「サマーモンキー」のギターボーカル太原佳文氏による「あまとしょならでは講演会」が開催されました。
「あまとしょならでは講演会」とは,一人でも多くの生徒に本の良さや魅力などを知ってもらい,生徒が読書に親しむ契機になればと,大島在住で,芸術等の分野で活躍されている方々を講師としてお願いしています。
太原佳文さんは,瀬戸内町役場に勤めながらも,奄美高校図書館で,昼休みに講演をしてくださいました。
【 本の紹介やギター披露をしてくださいました 】
太原佳文さんは,筒井康隆著『旅のラゴス』と夏目漱石著『こころ』を紹介してくださいました。山崎まさよしの「名前のない鳥」とサマーモンキーオリジナル曲「バス」を,ギターを弾きながら,歌ってくださいました。生徒達は,太原さんの話や演奏に魅了され,心から楽しんでいる様子でした。本に興味を持ってもらう,いいきっかけとなりました。
【 太原さんのギターの音色が図書室に響きました 】
2017年12月12日(火)
平成29年度 進路ガイダンス
麻生専門学校グループ 教育支援本部 部長 徳久晶子先生より,2年生と1年生を対象に講演をしていただきました。
2年生には,夢を持ち,就職・進学に向けて,どう生きるのかを問いかけていただきました。目標設定のテンプレートなども紹介していただき,多くの事例を交えながらの講演でした。1年生には,「次は頑張ろう」という言葉に落とし穴がある,という指摘をいただきました。「伸びる人は,自分の中に数字でライバルを作る」というスキルを紹介していただき,学年により内容を変えて話をしていただきました。【 徳久先生の講演を真剣に聴講する1・2年生 】
【 徳久先生から進路についてアドバイスをいただきました 】
午後からは,3名の講師をお招きし,2年生の保護者を対象とした講演会が行われました。
午前に引き続き,徳久先生からは,保護者として生徒のために何をすべきか,どのように接して行くべきなのかを熱く講演していただきました。
奄美看護福祉専門学校の仲武睦弘先生からは「進学にかかる費用について」と題して,進学した場合,生活費を含めて月々どのくらいの費用がかかるかをお話しいただきました。また,地元で進学する場合,奄美市との連携で,どのような経費的なメリットがあるのかも併せてお話しいただきました。
【 進学にかかる費用を真剣に聴講する生徒・保護者の様子 】
麻生専門学校グループの木之下健一先生からは,専門学校等への進学と公務員受験のお話をしていただきました。現在の公務員の受験環境,公務員の職種など,多くの情報提供があり,生徒・保護者が聞き入っていました。【 生徒・保護者を対象に夢実現にむけて大切なことを伝えていただきました 】
2017年12月11日(月)
学年別朝礼
本日は,学年別朝礼が実施されました。今回は3学年の朝礼を紹介します。3学年朝礼では,生徒を代表して家政科3年5組の植田真琳さんが2学期を振り返ってスピーチしました。植田さんは,文化祭のファッションショーに憧れて奄美高校家政科に入学。3年間かけて習得した被服技術を披露し,夢のステージに立てた喜びを全体に向けスピーチしました。
【 生徒代表 家政科 植田真琳さんのスピーチ 】
最後は,「いつも支えてくれるクラスの皆や先生方,それぞれの目標に向かって一緒に努力してきた3年生の皆ありがとうございます。ひとりひとりが希望する進路を実現させて一人も欠けることなく全員で卒業しましょう。」と締めくくりました。
【 代表のスピーチを聞きながらそれぞれの2学期を振り返ります 】
職員講話は,芸術科音楽担当の春田教諭が,卒業後の生活を送るうえで大切なことを,自身の高校,大学時代の話を交えながらアドバイスしました。
【 講話をする春田教諭 】
卒業後の生活で,特にひとり暮らしをするうえでの生活づくりは,初め取り組むまでは大変だが,「習慣」にすることで毎日の日課になり生活の基盤ができる。自由が広がるが,それぞれ責任をもって行動することが重要だということをお話しになりました。
2017年12月08日(金)
名瀬中学校2年生が奄高訪問
名瀬中学校2年生67名と先生方5名が,「総合的な学習の時間」を利用して,本校を訪れました。
教頭先生の挨拶と,各学科と定時制の紹介の後,5つの班に分かれて,施設見学や授業見学を行いました。
特色ある,動きのある授業や実習は,中学生の皆さんには始めて見ることや聞くことばかりで,興味津々な表情で見学していました。
【歓迎のあいさつをする松下教頭先生】
【下池教務主任の各学科及び定時制の説明を真剣に聴く,名瀬中学校2年生の皆さん】
【機械電気科1年・機械コースの旋盤作業実習…鉄を削る様子はダイナミックです】
【機械電気科1年・機械コースの溶接実習…鉄が接合される光はスゴイです】
【機械電気科1年・電気コースの電気工事実習…屋内配線の記号を見ました】
【商業科1年の「簿記」の授業…先輩たちのノートを見ています】
【情報処理科1年「情報処理」…先輩たちは難しそうなパソコンを簡単に操作していました】
【家政科3年「調理」…お正月料理をつくっていました。いい香りでした】
【衛生看護科1年「基礎看護」…看護師役と患者役に分かれて,真剣に看護訓練してました】
【雨も上がりました!奄高の良さを見て感じて,ご機嫌で見学を終えました】
2017年12月08日(金)
職員研修 ~カウンセリング~
本校,スクールカウンセラーの瀬戸口悦子先生を講師にお招きし,「カウンセリング」の研修が行われました。初めに,家庭環境や学校生活の問題等,奄美大島島内の小中高生の現状を聞くことができました。
子どもは生まれてから11歳までに嫌な体験や試練を味わうと脳が萎縮するということや,小学校低学年の時期に親が関わることがその後の生活に大きく影響を与えるということを改めて知る機会となりました。
また,本校職員からのアンケートによる質問にもお答えいただき,生徒と関わる際のアドバイスを受けることができました。
【 講師の瀬戸口悦子先生から沢山のアドバイスを頂きました 】
【 多くの職員が受講し学ぶことができました 】
学校は生徒ひとりひとりが安心して学べる場所であるため,丁寧に生徒と関わることの大切さを改めて感じました。
2017年12月07日(木)
性に関する教育講演会
鹿児島県立大島病院で勤務している福崎真美助産師をお招きして,「生まれてくるということ」という演題で講演をしていただきました。
「生まれる命」「生まれない命」「障がいを持って生まれる命」などについて,心のこもったお話を,仕事での体験を通して,お話ししてくださいました。
赤ちゃんは胎内にいるときから,生きる決意をして,訓練をする。そして,「今から生まれるよ!」とお母さんにサインを送り,一緒に苦しんで生まれようとする。
お母さんから無事に生まれても,自分自身で肺を膨らませて,酸素を取り入れ,元気いっぱいに泣くように頑張っている。
病気を抱えて生まれてきても,親が愛情を注ぐことや,思春期の性に関わる身体と心の変化などについてもお話ししていただきました。
生徒たちは真剣に聞いて,命を授かったことに感謝して,しっかり生きていこうという表情をしていました。
【前年度まで本校の衛生看護科で勤務していた福崎真美先生】
【生徒たちにわかりやすく「命」についてお話ししてくださいました】
【障がいを持った赤ちゃんのDVDで命の大切さや親の愛情を改めて感じました】
【生徒たちにも質問しましたが,衛生看護科生はさすがに即答しました】
2017年12月05日(火)
人権週間 ~ハンセン病問題啓発講演会~
国立療養所奄美和光園 厚生労働技官・医療社会事業専門員の有川清四郎様をお招きして,「ハンセン病における人権回復」と題して,講演をしていただきました。
「らい予防法」で外に出ることができなかった,ハンセン病患者が法の廃止後に社会復帰を目指していく中で,恐ろしい病気であると勘違いをされ,さまざまな差別と偏見に遭ってきたことなどをお話ししていただきました。
最後に,元ハンセン病患者に対して,自然に接し,清い心で援助して,きちんと伝わるまで話をしてください。偏見と差別をなくすために,今日から,小さいことからはじめてみましょうとメッセージを送られました。
生徒たちは「人権」をさらに意識し,人とよりよく接していく心が養われ,今後も実践していける力が身についたと思います。
【和光園の施設を紹介】
【元ハンセン病患者の人権を守るために努力している講師】
【相手と接するときに,しっかり話が伝わっているかが大切であると説明】