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2020年11月
2020年11月30日(月)
学科朝礼【商業科・情報処理科】
本日は学科朝礼がありました。体育館では商業科と情報処理科の学科朝礼があり,商業科主任の国分信哉教諭の講話がありました。
約150名の生徒へ向けて,池上彰さんの「なぜ僕らは働くのか」という本を紹介し,「人はなぜ働くのか」という大きなテーマについて話をされました。さらに,今年は新型コロナウイルスの影響で,3年はこれまで頑張ってきた部活動などの最後の大会は中止になり,本当に辛い思いをした学年でしたが,2つのCM動画を見せて,その中で出てきた「うまくいかないときに,続ける力を『底力』と言うんだよ」というフレーズを紹介し,1~3年生に熱い魂を注入しました。また,「本校一熱い」国分信哉教諭から生徒へ「目標を持ってやってきたからこそ,涙になる。過去は変えられない。だからこそ今頑張るんだ」と素晴らしいメッセージが届けられました。
【働くことの意義について生徒に熱いメッセージを送る国分信哉学科主任】
【3年生だけでなく1・2年生の魂を揺さぶる熱いメッセージを注入する国分信哉学科主任】
【ヒートアップした会場に,優しく包み込むオーラを放ちながら今週の流れを説明する,おなじみ大漉成知教諭】
2020年11月27日(金)
あまオケコンサート
奄美市内を拠点に活動をする奄美オーケストラの皆さんが,今週11/22(日)に文化センターでミニミニコンサートを開催しました。
今回は他楽団との共演はなく,すべて単独の公演で,約40名の演奏者が10曲を素敵な音色を奏でて,来場者を楽しませたようです。
本校の先生もこの楽団のメンバーで,学校が終わると,演奏の練習に駆け付けるという日々を繰り返し,本番に備えていました。
今後もこの素敵なサウンドをもっと大勢の方々が聞いてもらえたらいいです♫
【日頃重ねた練習の成果を存分に発揮していた奄美オーケストラの皆さん】
【コントラバスを演奏する国語科の汐満奈々子教諭(立って演奏する左側の奏者)】
【前年度まで本校で勤務していた春田紗也加教諭のオーボエソロ演奏!】
【後半の部で,汐満教諭もさらに気合いが入ってきました】
2020年11月26日(木)
防災避難訓練
生徒には事前予告を行わずに,校舎6Fにある調理実習室から出火した想定で,防災避難訓練を行いました。
生徒と先生たちの避難が報告され,その集計を校長先生に伝えて,すべての避難を確実に終えました。その後は大島地区消防組合の浜口さんはじめ3名の方々から感想や講評をいただきました。
浜口さんからは消火器の使い方,室内にある誘導標識の意味,屋内消火栓の仕組みなどの説明があり,改めて防災に関して生徒たちの意識が高まりました。
日頃から備え,もしもの場合は冷静に対処したいと,防災係の遊畑玄樹教諭から話があり,今回の訓練を終了しました。災害はいつでも起こり得るという心構えができて,防災に関する確認ができたと思います。
【先生たちの誘導により,無事に避難をしていました】
【看護臨地実習中の衛生看護科2年生も看護服で避難!】
【防災に関して,ピリッとした気を抜けない雰囲気で話をしていただいました】
【訓練後,間近に見る消防車に興味を持ち,より防災への自覚が高まったようです】
2020年11月25日(水)
職員研修~生徒理解~
期末考査が始まった昨日11/24(火)の午後から先生たちが一堂に集まり,自分自身への気づきができない児童や生徒たちへのアプローチについて研修を行いました。
ぴあリンク奄美の福﨑伸悟さんのご紹介で,名瀬小学校の住田裕貴教諭を講師としてお招きして実施しました。
つまづきや困り感のある児童・生徒たちの特長やさまざまな「過敏」に対処する方法を確認しました。事例のひとつとして,一度に多くの作業ができないなどを教師が理解したうえで,個々の力や認知力を向上させるための手立てとして,多くのことを再認識することができました。
言葉で伝えることの難しさやその確認方法や工夫,アドバイスなどを実演を交え,特徴のある指導法を取り入れ,実践するイメージが湧きました。
【児童や生徒がお互いを理解できるためのアドバイスをする住田教諭】
【ぴあリンクの福﨑さんと実演をして,人体の持つ感覚の機能を確認しました】
【感情の制御などを確認する多くの方法を確認することができました】
【先生たちはグループで順番にブロックを積み上げる作業を行いました】
うまく積み上げながらも,次に積み上げる人のことも考えられるか!ここもポイントとなりました。
いろんな場面で視野を広げて,教師側がいろんなことに気づいていく必要があると強く感じた研修でした。
2020年11月24日(火)
平田寮防災避難訓練
奄美でも週末から寒くなり,空気も乾燥してきた感じがします。本日から期末考査も始まりました。
午後の時間を使って,平田寮の女子生徒全員と担当の先生方が避難訓練を実施し,名瀬消防組合の消防隊員の方からもご指導をいただきました。
いくつもの部屋があり,広い建物内で共同生活を過ごすからこそ,さまざまな防災意識を高め,情報を共有していくことが大切です。
また,親元を離れているからこそ,寮生同士で協力し,ルールを守って,あらゆる備えをして生活していきましょう!
【金城教諭から避難をする際の手順などを全員で確認しました】
【建物内の消火器の保管場所などを全員で再チェック!】
【避難経路の確認をして,外へ逃げるシミュレーション】
【第2グラウンドに集まり,消防隊員からの消火器使用のレクチャー】
【三角コーンを火柱に見立てて,模擬消火活動も実践し,備えを行いました】
2020年11月20日(金)
大盛況!~チャレンジショップ~
商業科と情報処理科の3年生が課題研究の一環で,本日も「チャレンジショップ」を実施しました。他校が商品開発したものや,本校が開発した「あいらんどーなつ」や「奄味ラスク」など多くの種類を用意しました。
本日は県立図書館前と,初めて奄美市役所内3Fロビーにて店頭販売を行いました。
初めての販売となる市役所に訪れた多くの市民の方々や職員の皆さんが,興味を持って商品を手に取り,本校生からの説明を受けていました。
高校生が受注や在庫管理,また商品開発や販売実践まで地域活性化に向けた取組をしていることに,地域の皆さんも喜んでいただけました。
活動の場を与えていただいた県立図書館や奄美市役所に感謝するとともに,もっと広く地域に密着し,貢献できるように頑張っていきます!
【課題研究「商品開発」チームが市役所内で,店頭販売にチャレンジしました】
【店頭は多くの方々で大賑わいでした!お買い上げありがとうございます!】
【県立図書館前でも,生徒が法被を着て,来館者と交流をして販売中!】
2020年11月19日(木)
奄美高校レストランに向けて【第1回コンソーシアム会議】
奄美高校レストラン成功に向けて,各学科の生徒たちが取り組んでいる様子は,これまでお伝えしてきました。
今日は,地域の関係企業や関係機関などが一堂に会し,奄美高校の取り組みを評価し,地域協働をより良い方向に進めるためのミーティング「コンソーシアム会議」が開催されました。
まずは,この学習活動の歴史や経緯,今回の開催に向けての狙いや目標,各学科の取組状況,実施計画,開催の効果などについて,校内コンソーシアムからプレゼンテーションをしました。
その後,参加された校外コンソーシアム委員からの質問・意見交換などを行いました。地域の企業や関係機関と高校生が一体となり,この奄美大島の活性化を目指すことが確認されました。
地元委員からの,地元高校生の活動への強い興味関心と,シマを守っていく郷土愛を強く感じました。それに応えるべく,お客様に直接携わる生徒たちの計画性や実践力をさらに強力にして,最高の準備をしていく覚悟がさらに強まりました。
奄美高校レストラン開催に向けて,今回の会議で貴重なご意見をいただき,「シマの未来づくり~奄美の魅力の世界に発信~」という構想タイトルにふさわしい内容となりました。
また11月20日〆切の応募には,かなりの数の申込をいただいております。来週から当選した方々には招待状の発送を,落選した方々にはメールにて結果をお伝えいたします。今しばらくお待ちください。
【校外コンソーシアムの方々に向けて,挨拶を行う宇都尚美校長先生】
【まずは校内コンソーシアムから,開催に向けて説明をしました】
【(左から)川上花鈴さん,奥田大智さん,森岡敬司さんによる説明】
【高校生の頑張りに期待していると話す奄美市紬観光課の上野孝貴さん】
【地元のプロが関わることが嬉しいと話すNPO法人ディの麓憲吾さん】
【ブランディングを積み重ねよう!と話す島ノコタチART WORKS代表の重尚樹さん】
【奄美の良さを知って卒業してほしいと話す観光物産連盟の境田清一郎さん】
【生徒が楽しいと思える学習に!と話す高校教育課の吉松和倫指導主事】
【レストランが少しずつ形になってきたことに手応えを感じた平川正志教諭】
2020年11月19日(木)
パワーアップ研究授業~体育~
保健部主任であり,サッカー部の監督としても名高い宇都孝弘教諭が,夏のような秋空のもとで「サッカー」の研究授業を行いました。
本日は「パス」にこだわった授業を展開しました。2人組,4人組など人数や形を変えての基礎練習でフォームを確認し,2班に分かれて実戦形式を行いました。
足を骨折して参加できなかった見学者2人を「監督」として指名し,ゲームミーティングをしたり,前半後ハーフタイムに振り返りを行うなど,生徒たちは自主的にゲームを行っていました。
全ての生徒に興味を持ってもらえるようなわかりやすい技術指導で,生徒たちは楽しくもあり,上達を目指す内容でした。
【まずは正確なパスワークを確認していました】
【「鬼ごっこ」のような感覚で,パスの重要性を理解させていました】
【それぞれのチームで「本気」のミーティングがひそひそと行われました」
【芸術的なホイッスルの音色♬を繰り出す宇都孝弘教諭】
【バーの下を通過してパスが成功したら1点という変則ルールに対応して,さまざまな工夫がなされた授業でした】
2020年11月18日(水)
南日美展入賞!
第75回南日本美術展に,県内外から484点の応募があり,そのうち259点の入賞が選ばれました。
入賞の中でも上位に位置する「海童賞・優秀賞」受賞者3名の中に,本校で美術を教える上床恵教諭が受賞しました!
立体部門に「個性代」という題名で応募し,このビッグタイトルを受賞したことを,先生方全員,大拍手で祝福しました。
11月21日(土)から12月6日(日)まで,鹿児島市の黎明館と市立美術館での作品展が開かれます。
2020年11月17日(火)
実習頑張っています!~看護臨地実習~
先日,戴帽式を終えた衛生看護科2年生10人は,現在校内での看護臨地実習を行っています。
本日はMRI検査を受診に来られた患者さんに対して,事前チェックなどを行うシミュレーションでした。看護師役の生徒は患者さん役の生徒に,受付や説明を行い,血圧測定をし,これまでの学習を応用する実習となったようです。
病院の設備を再現した実習室で,生徒たちは緊張しながら,接遇や測定をしていましたが,戴帽式で誓った気持ちやその心構えで,本番のように真剣に取り組んでいました。
再来週からの病院実習に向けて,さらに忙しくなりそうです。
【ナースステーションで未来の看護師さんたちがミーティング中!】
【患者さんに検査の流れを説明しているところです】
【患者さんに対しての血圧測定は慣れていても,やはり緊張します】
【一連の流れについて,担当の先生からアドバイスを受けていました】
【患者さんの記録をとる2人…病院で本当によく見かける光景です】
次回は胃カメラ検査を行う患者さんへの対応です!
2020年11月16日(月)
ステップアップ研究授業~体育~
本日は保健体育科の金城晶子教諭が商業科2年生のバスケットボール選択者に,研究授業を行いました。2つのチームが前時のゲームを振り返り,それぞれが戦術や課題を改善して,本日のゲームに生かしていくという流れでした。
全員が前に行ったゲームを映像で確認しましたが,相手ディフェンスの空間に入り込んでいき,攻防を展開していくというテーマをもとに2つのチームはミーティングを行いました。
ゲームに入る前に,バスケットボールの基本動作を取り入れたウォーミングアップを入念に行い,実戦へとつなげていきました。
金城教諭は,前半戦のゲームを撮影し,直後にその映像を見せて,それぞれの作戦通りに動けているか確認させて,後半のゲームでの各個人の行動に応用させました。
チームプレーや集団競技の面白さや難しさだけでなく,必要とされる知略や技能が高く意識された授業でした。
【前時のゲーム映像を見て,各チームの動きを確認しました】
【作戦ミーティングでアドバイスを送る金城晶子教諭】
【前半のゲームを撮影し,映像でチームの動きをチェック!】
【ディフェンスの空間を意識して展開されるゴール下の攻防!】
【今日のゲームの反省や今後の改善など振り返りを行って,次のゲームへ!】
2020年11月16日(月)
学年朝礼~1学年~
今朝は学年ごとの朝礼が実施されました。1年生の各学級はこの朝礼を「最高の発表の場」にしたいと,輪番で作文を発表しています。
「2年後の自分」という共通のテーマで商業科1年生全員が作文を書き,その中で3人の生徒が本日,その作文を発表しました。
入学して8か月が経過し,専門の学習に慣れてきて,検定や各種試験などに臨む心構えや,成功するための過ごし方などそれぞれが「商業科」に対する強い思いを友人たちに伝えました。
その後,担任の上畑浩二教諭が講話を行いました。「夢」と「目標」の違いを確認し,それぞれに当てはまる学校生活の過ごし方や,自分の目指すところを自問自答させていました。
同級生の気持ちや先生方の話を聞いて,「よし!自分も!」とさらに奮起することができる朝礼でした。
【中学校の考えを捨てて,勉強の質を上げる!と挑戦を誓った平未空さん】
【人に応援される人になり,信頼をつかむことが理想と話す栄美祐さん】
【結果が出るまで努力を続けていきたいと力強く話す加納響さん】
【自分自身がどうありたいかを描き続けることが大切だと話す上畑浩二教諭】
【同級生の熱い思いを聞く態度も素晴らしいです!】
2020年11月16日(月)
奄美高校レストランに向けて【アクリルパーティション・電光掲示板②】
本日の4~6限目の機械電気科3年「課題研究」の授業では,奄美高校レストランの時に使用するアクリルパーティションの制作が先週に引き続き行われました。先週のうちにカットしたアクリル板に固定の土台をつけていく作業を行っていましたが,数ミリ違うだけで安定感を失うらしく,繊細な作業を行っていました。さらに,電光掲示板制作でもPCを使ってどのように表示するかなど,「ものづくり」の真骨頂を見ることのできる授業でした。
【プログラム通りに表示されているか,指導教諭の確認を受けています】
【本校工業科の癒やし系:内野教諭のサポートを受けグラインダーで作業する生徒】
【設計図通りできているか,細かく確認をしています】
【仮の土台にアクリル板をはめて安定感を試しています】
2020年11月13日(金)
パワーアップ研究授業~現代社会~
今の世の中の国家や政治がどのようにして,作り上げられてきたのかを学ぶ「現代社会」の研究授業を,衛生看護科1年生に対して,地歴公民科の中俣瑞希教諭が,行いました。
無人島で見ず知らずの4人が生き残るためにはどのような行動をとるべきか?…という投げかけで生徒たちは話し合ったり,じっくりと考えたりすることから始まりました。
社会や法が存在していない「自然状態」では,個人は保証できないところから,みんなが生き残るために作ったルールを作る。それでも必ずしもそれを守るとは言えない!と問題提起をしました。
個人が国家と契約を結ぶと考える「社会契約論」へと話は展開していきました。ホッブス,ルソー,ロックの3人の思想家の著書から3人の自然状態と社会契約,そして,その影響などの違いを確認しました。
国家成立の歴史を知ることで,自分自身が国から守られていることなど,政治に対してより興味を持つことのできる授業でした。
【無人島のみんなが生き残るためには?と意見を出し合っています】
【どんなイメージを持っているのか,副担任の加塩沙織教諭も気になっています】
【ホッブズの挿絵を見せて,社会契約説を説明する中俣瑞希教諭】
2020年11月12日(木)
パワーアップ研究授業~工業数理基礎~
前日の遊畑教諭に引き続き,機械電気科1年2組の担任を同じく務める有薗博仁教諭が,本日研究授業を行いました。これまでの校外でのステップアップ研修を取り入れる手立てをとり,授業に臨みました。
本日取り組んだ「工業数理基礎」とは,身の回りにある事象をもとに,工業的なものの見方や考え方を理解させる工業の中でも,各学科で共通する科目です。今回は国際単位系(メートル[m],秒[s]など)や接頭語(kキロ,mミリ)をもとに,速度と加速度の単位を換算する方法を展開しました。
バイクのレースを動画で視聴させて,「速度」について引き付けました。また,生徒が開くべき教科書と同じページをスライドで見せるなど,授業の取組をみんなで共有しながら進めていました。
また,工業系高校の生徒が持つ「関数電卓」の機能も駆使しながら,1時間に進む距離が1秒ではどれぐらいの距離に相当するのかを比較しながら,単位の換算へと発展しました。
日常に使われる言葉や事象を意識しながら,計算にて解析していく技法を学び,今後の日常生活でもこれまでとは違う見方で過ごしていけそうな授業でした。
【バイクレースの映像を見せて,スピードを意識させる有薗博仁教諭】
【関数電卓の機能や使い方を確認し,その計算過程の効果を確認しました】
【お互いに教え合う場面が多く,より能動的な学習ができたようです】
2020年11月12日(木)
奄美高校レストランに向けて【接客指導③】
本日5~6限目の商業科・情報処理科の総合実践の授業で,奄美高校レストランに向けての接客指導3回目が行われました。
本日も株式会社前川水産の前川晃一先生にお越しいただき,サービスマニュアルを使って様々なマナーについて学びました。今回使用したマニュアルは,前川先生が京都の日本料理店で働いていた際に,自ら作成したもので,将来生徒達が社会人として働いた時に役立つものばかりでした。
毎回,忙しいなかでも奄美高校の後輩のために来校していただき,刺激を与えてくれることにただただ感謝です。
次回は11月19日(木)に予定しています。
【普段何気ないところにも常に気がつくことが大切だと生徒達に伝える前川先生】
【「当たり前のことを当たり前に,継続するのがプロ」,本当にその通りです!】
【生徒の質問にもジェスチャーを交えて丁寧に答えてくれます】
2020年11月11日(水)
第45回戴帽式
衛生看護科2年6組の戴帽式が行われました。
今年度は,新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,保護者も各家庭につき1名のみという限られた人数での開催となりました。入学してから1年8か月,学習を積み重ね,様々な困難を乗り越え,無事に10名全員で戴帽式を迎えることができました。
厳かな雰囲気の中,担任の馬場園繭子教諭から受け取ったナースキャップを先輩につけていただき,ナイチンゲール像のろうそくから火をもらい,『ナイチンゲール誓詞』を唱え,奉仕と献身の誓いを固めました。
3年生代表として山下竜輝君が,自分の体験をもとに,患者様に寄り添うことや学習を続けることの大切さ,自分の体調管理の重要性と看護はチームであること,クラスのメンバーで助け合って頑張って欲しいと,先輩の優しさに包まれた『お祝いの言葉』を述べてくれました。
戴帽生を代表して,中田伊緒奈さんが,クラスメイトと支え合い,補い合いながらここまで頑張ってきた,支えて下さる全ての方へ感謝をし,夢に向かって頑張っていきたいと,決意に満ちあふれた『お礼の言葉』で式を締めくくりました。
保護者の方をはじめ,多くの方々にお祝いされ,戴帽生は少し誇らしげな顔でした。これから始まる看護臨地実習でも,丁寧に取り組み,1歩ずつ理想の看護師に近づいていけることを願っています。
【校長先生から看護帽を授与される保笑怜さん】
【親火を持って堂々と入場する3年生の塩井勇也さん】
【戴帽生ひとりひとりにナースキャップを手渡す馬場園繭子教諭】
【戴帽の儀で,先輩からナースキャップをつけてもらいました】
【ナイチンゲール誓詞~われはここに集いたる人々の前に厳かに神に誓わん~】
【これから先の実習へ向かう心構えを伝える宇都尚美校長先生の式辞】
【激励の言葉を戴帽生に伝える堀之内尚郎高校教育課長】
【生徒代表でお祝いの言葉を述べる3年生の山下竜輝さん】
【戴帽生を代表してお礼と誓いを述べる中田伊緒奈さん】
【ろうそくの灯火を見つめながら,心に強く誓うものが溢れてきました】
2020年11月11日(水)
家政科1年「泥染め体験」
本日,家政科1年生が大島紬村にて,伝統文化である大島紬の泥染め体験学習を行いました。生徒のほとんどは,小中学生の時に施設を訪れ泥染めの体験をしていましたが,数名の生徒は地元にいながらも初めての体験で,大変楽しみにしていました。
大島紬村では,泥染めの行程説明を受けた後,予め水通しをした布に輪ゴムを使って絞り染めの模様を施していきます。輪ゴムできつく縛ったところには染料が染みこむことなく白く残ることを利用して,できあがりをイメージしながら輪ゴムや紐を使って布を絞りました。絞った布は,石灰水とシャリンバイの液に交互に浸し,その後泥田に移動して,泥を揉み込むように色を定着させていきます。最後に水洗いし,絞っていた輪ゴムをほどくと染まらなかった部分が模様となって浮かび上がり,あちらこちらから歓声があがりました。
今回染めた布は,今後,奄美高校レストランで使用するテーブルクロスやコースターとして,被服の授業で製作を行う予定です。
【泥染めの行程説明を真剣に聞く生徒たち】
【説明を受けながら,できあがりをイメージして布を絞っていきます】
【2種類の液につけた布を持ち,泥染めをしています】
【個性豊かな,かわいい作品ができました!】
2020年11月11日(水)
フレッシュ研究授業~保健~
昨年度採用された保健体育科の遊畑玄樹教諭が,フレッシュ研修2年目の継続研修として,本日自らが担任をする機械電気科1年2組で「保健」の研究授業を行いました。
自分自身の精神状態「欲求」を把握していくことで,精神と身体の密接な関連を調和する「適応機制」について,生徒たちの今後の過ごし方についてアプローチしました。
さまざまな欲求から生まれる葛藤から授業の導入をし,さまざまなクイズや小道具で,授業の立ち上がりをグッとひきつけました。
生活の中で起こり得る行動が,適応機制の「補償」「昇華」「同一化」「攻撃」「逃避」「合理化」「投射」のどれに当てはまるか確認する作業が行われ,生徒たちはこれまでの学校生活を振り返っていました。
最後は,自分の身の回りで感じた事柄と,適応機制を使用した文章作成で締めくくりました。この機制を冷静に用いることで葛藤の解決にはならないが,心の安定につながることがわかり,生徒たちの今後の学校生活が大きく進展していく授業でした。
【小道具を使い,クイズを出して単元への興味を持たせる遊畑玄樹教諭】
【自分が思う気持ちや行動にすべて「名称」があることを改めて知りました】
【さまざまな視覚的アプローチで,生徒の脳裏に焼き付けていました】
【自分の行動とその適応機制で作る文章に宇都校長先生も気になったようです】
2020年11月10日(火)
奄美高校レストランに向けて【メニュー試作!】
11月10日(火)の5~6限目,家政科3年は奄美高校レストランで提供するメニューの一部試作を行いました。今回のレストランでは,奄美市でフレンチレストラン「プッセ」を経営されている押川健太郎先生に調理のご指導をいただきます。地元奄美のシェフから指導を受け,地元の食材を使ってメニューを考案し調理していくということで,生徒達もとても真剣に取り組んでいました。
いよいよ本番まで1ヶ月。どの学科も本番に向けて力が入ってきました。
【一人ひとり衛生面にも気を遣いながら調理にあたっています】
【地元の高級食材くるまえびを丁寧に調理する家政科のみなさん】
【押川先生と打合せをする,生徒からの信頼も厚い河野聡子教諭】
【あまみテレビさんも取材に来ていました。生徒もインタビューを受けていました】
【味よし!見た目よし!笑顔よし!至福の時間を楽しむ本校のマドンナ!宇都尚美校長先生!】
2020年11月10日(火)
工業クラブ連盟生徒発表大会
今回で29回を迎えた今大会は薩南工業高校他5校を主管として,リモートでの開催となりました。例年は生徒研究発表,体験意見発表,ロボット競技,マイコンカ―ラリー競技,アイデアコンペ(再生部門),アイデアコンペ(クラフト部門),計算技術競技,作品展示など7部門での開催でにぎわいます。
他大会との共催で代替したり,審査対象外とする部門など制限がある中でしたが,リモート日程のプログラムどおりにすべての発表やプレゼンを県内の工業系の生徒がリモートで視聴することができました。
本校からは機械電気科1年生が視聴に参加しました。同じ学習をしている他校の取組や発表を初めて見て,生徒たちもさまざまなことに挑戦するイメージが湧いてきたようです。
【パソコン室での視聴となった今回の生徒発表大会】
【薩南工業高校の生徒が進行をして,発表プログラムを統括していました】
【オンライン会議システムを使うなど,今の情勢に合った開催でした】
2020年11月09日(月)
生徒会役員任命式
10/31(土)までを任期とした生徒会役員が役割を終えて,新しい役員へバトンを手渡す「新生徒会役員任命式」が行われました。
コロナ禍の中で,学校生活を始めとするさまざまな行事や催しが制限または中止が相次ぐ中,旧生徒会役員は新たなチャレンジやアイデア,そして,リーダーシップで学校をリードしてきました。
これまでの活動に感謝すると共に,新しい役員の活躍を支えながら,バックアップをしてくれることを期待しています。
任命式後は全校朝礼が行われ,校長講話では「なぜ,学校で教育を受けるか?」というテーマで生徒たちへメッセージを伝えました。
人間は「自分」と「社会の中の自分」の2つをかけ持つ中で,大人になるにつれて「社会の中の自分」,いわゆる「社会で生きていくために必要な資質を身につけること」が肝要だと,改めて生徒たちに自覚するように考えさせました。
常に他者や周囲を意識し,他者との関わり,他者への寄り添いを深めていき,社会の中の一員であることを自覚をしてほしいと思います。
【宇都尚美校長先生から任命証を手渡される新生徒会役員】
【学校行事を全校生徒で乗り越えられた!と語る川畑瑠良前生徒会長】
【奄高をより良くしていきたいと挨拶する平井悠聖新生徒会長】
【自分の感情だけで過ごしていないか!自らを見直す時間となりました】
2020年11月09日(月)
奄美高校レストランに向けて【ナプキンリング・看板土台・アクリルパーティション】
本日4~6限目,機械電気科3年生は課題研究の授業がありました。いよいよ奄美高校レストラン開催まで1ヶ月となり,どの学科も準備に余念がありません。特に機械電気科では今年度は新型コロナウイルス感染予防のため,アクリルパーティション制作など,レストラン開催には欠かせない道具作りなど,これまで学んできた学習の成果をフルに発揮する場となります。また,昨年度は鉄製のナプキンリングを制作しましたが,サビ予防の観点から今年度はアクリル製に変更し,制作にあたっています。さらに先日切断した看板の土台になる鉄材を溶接する作業がありました。生徒達も真剣なまなざしで作業に取りかかっていて,とても輝いていました。
今後も随時ブログで取り上げていきますので,完成を楽しみにしてください。
【本校一の職人,大冨将範教諭の説明を真剣に聞いています!】
【アクリル製のパイプをミリ単位で削る作業です】
【仲間の協力を得てカットしています】
【自分の作業の出来映えをチェックしています!】
【上々の出来映えに自然と笑顔になっています!】
【溶接のプロフェッショナル:下池大哉教諭からの丁寧な指導を受けていざ溶接開始】
【火花を飛ばしながら土台を溶接しています!】
【溶接した鉄筋が土台へ変身!】
【大抵の風を受けてもビクともしない土台が完成!満足いく出来です!】
【奄美高校レストランで一番の目玉となるアクリルパーティション製作が始まりました】
【ゆっくり,ゆっくり,少しずつアクリル板を削っています】
【本当に繊細な作業で,集中力と精神を研ぎ澄まして削っています】
【現場を見学していた商業科の実習助手:飛松教諭も飛び入り参加!相当手慣れています】
【さすが機械電気科!安全第一!些細なところにも十分な安全管理がなされています】
【実習室にあったヘルメットをさりげなく被り,扉に映った自分に酔いしれているこのお方は???】
【頭と口元を隠していますが,誰かはすぐわかります!久々の登場!商業科のおなじみ大漉成知教諭!!】
2020年11月06日(金)
パワーアップ研究授業~人体と看護~
衛生看護科の加塩沙織教諭が,衛生看護科1年生に対して「人体と看護」で,免疫について考える研究授業を行いました。
チャイムと同時に,いつもの元気で気持ちの良い挨拶で授業が始まり,毎回恒例の小テストで,前回までの授業内容のおさらいをしました。今回の授業では,“自然免疫と獲得免疫”について学びました。
人体の防御機能に関わる細胞のしくみとはたらきについて,わかりやすい例えを交え,加塩教諭が時間をかけて準備をしたカードを使用し,楽しく頭の中を整理し,理解を深めることができました。
【配付されたワークシートに「免疫細胞カード」を貼り付けています】
【免疫のしくみについて,ペアで確認しながら,理解を深めていました】
【学習の経過がわかるように工夫した授業を行う加塩沙織教諭】
2020年11月05日(木)
奄美高校レストランに向けて【接客指導②】
本日,5限目の商業科・情報処理科3年「総合実践」の時間に2回目の接客指導を行いました。今回の本レストランで接客全般の指導をしていただく,株式会社前川水産の前川晃一先生から今回も指導をしていただきました。
今日はレストラン本番を見据えて,現在家政科が考案中のメニューを想像しながら,様々なイメージを膨らまして説明することを中心とした講義でした。
レストラン本番まで1か月あまり。生徒も真剣に前川先生の話をメモしながら聞いていました。次回は11月12日の予定です。
【レストラン本番に向けてフランス語の言葉の意味を学んでいました】
【真剣な表情で必死にメモをとっています】
【料理の味を学ぶ貴重な体験をしました】
【講座が終わった後も生徒から質問がありましたが,丁寧に答えていただきました】
2020年11月05日(木)
フレッシュ研究授業~商品開発~
世の中に溢れているオリジナルデザインや特許,登録など「知的財産権」について,商業科の寺師駿教諭が本日研究授業を行いました。
商業科2年生がパソコン室でこれまでの復習を行い,本校が5年前に商標登録した「スウィートネスハイスクール」を題材にして,さらに知識を深めました。
奄美高校から特許庁に登録していることをインターネットで確認した後に,商標が持つ機能や,登録できるルール,商品に地域名を使う制度などをワークシートやスライドで確認しました。
「スウィートネスハイスクール」のロゴマークを作ろう!ということで,これまでグループ別で製作を手掛け,本日はその成果発表を行いました。
各グループは,製作したそのオリジナルマークが持つキャッチコピーや狙いとするターゲット層などをプレゼンし,聞いている生徒たちはその発表について評価や感想を書き留めました。
すべての「知的財産」には,作成した方々の込められた気持ちやアイデアがたくさん詰まっていることを,改めて知ることができた授業でした。
【前田智子先生との連携を展開する中で,担任もじっと見つめていました】
【知的財産のワークシートをお互いで確認し合っています】
【デザイン力や,そのプレゼン力も磨かれました!】
2020年11月04日(水)
フレッシュ研究授業~フードデザイン~
家政科の大給真衣教諭が家政科1年の生徒たちに向けて,「フードデザイン」で,卵の調理性について考える研究授業を行いました。
プリンやシフォンケーキ,マヨネーズの写真から,卵の「熱凝固性」,「希釈性」,「起泡性」,「乳化性」の確認を行う調理実験でした。
5つの班に分かれた生徒たちは,まず,卵を卵黄と卵白に分別しました。砂糖の有無でメレンゲの出来に違いがあることを確認し,さらに,卵黄に入れる油の入れ方や量で出来上がるマヨネーズの完成度が違ってきました。
生徒たちはこの実験を通して,料理で普段よく使われる「卵の性質」を実感することができ,どの調理性が利用されているのか確認できました。
専門的な知識や技術が深まり,今後の調理実習や検定に生かしていけそうです。
【毎時間ごとに入念な準備をして授業に臨む大給真衣教諭】
【茹で時間ごとで卵黄の色が変わることも,改めて比較できました】
【卵黄に油を入れる回数やその量を慎重にして,マヨネーズ作りの実験中!】
【砂糖を混ぜて,メレンゲを上手に作れるか!実験中】
【これからも,日常食「卵」を上手に使えるように,この時間を振り返りました】
2020年11月04日(水)
奄美高校レストランに向けて【あまみFM生放送出演】
10月28日(水)にあまみFMの生放送に奄美高校レストラン全体統括リーダーの川上花鈴さん(情報処理科3年)と商業科リーダーの奥田大智さん(商業科3年)と情報処理科リーダーの谷侑里香さん(情報処理科3年)の3人が出演しました。
今回の出演は10月中旬より始まった奄美高校レストランの申込開始を受けて,地元のラジオ局あまみFMさんに御協力をいただき,生放送に出演させていただきました。奄美市街地の末広市場スタジオで行われ,生放送に緊張しながらも精一杯,PRをしていました。
募集期間は11月20日(金)までとなっています.当選者には11月24日(火)以降に直接御連絡させていただきます。
【生放送が始まり,緊張感MAXの3人!】
【奄美高校レストランについて説明する川上花鈴全体統括リーダー】
【募集について積極的にPRする谷侑里香情報処理科リーダー】
【奄美高校レストランと同じくらい実家のお好み焼き店「ちんちくりん」のPRをする奥田大智商業科リーダー】
【最後は緊張もほぐれ,リラックスしながら生放送を楽しんでいました】
2020年11月04日(水)
奄美高校レストランへ向けて【接客指導①】
10月22日(木)5~6限目の3年生商業科・情報処理科の「総合実践」の授業で,15日に特別講演会に来ていただいた株式会社前川水産の前川晃一先生をお招きし,12月13日開催予定の「第4回奄美高校レストラン」に向けての接客指導を行いました。
今回の奄美高校レストランは,これまでとは違い,奄美大島に在住の方々に募集をかけておもてなしを実践することになっています。料理の指導をしていただくシェフも,接客全般の指導をしていただく方も,食材もすべて地元にこだわった取り組みとなっています。そして,接客指導をしていただく前川先生は本校情報処理科出身ということで,生徒達も前川先生の話を真剣に聞きいっていました。
前川先生には奄美高校レストラン当日までに7回ほど接客指導をしていただく予定になっています。次回は11月5日(木)を予定しています。
【前川先生のユーモア溢れる話に緊張も和らぎました】
【今まで知らなかった接客マナーについて真剣にメモをとっています】
【後輩のために自身の体験を語る前川先生】