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  • 2024年11月09日(土)

    大島地区高等学校商業教育研究会・総会

     11月7日(木)・8日(金)、第58回大島地区高等学校商業研究会・総会が開催され、奄美群島の各校から関係の先生方が本校にお集まりになりました。

     11月7日(1日目)は、研究授業、授業研究が行われました。

     研究授業は、奄美高校商業科 橋口隼佑教諭が教科「ビジネスマネジメント」の授業を公開しました。「障がい者雇用をさらに促進するためにはどのような手立てが企業に求められるか」と本時の目標を掲げ、授業を展開されました。

     その後、授業研究が行われ、各校の先生方が公開された授業について様々な意見を交換するなど、先生方の学びを深める時間となりました。

     11月8日(2日目)は、基調講演、指導助言が行われました。

     講演では、株式会社しーま 代表取締役社長 深田小次郎様から「奄美の未来を創る 地域に根ざしたビジネス戦略と若者の育成」と題して、実際に展開なさっているビジネスがどのような流れで想起され、形にしているのかについて、島の資源だけを使用することにこだわった事業展開を、実際のプロダクトを交えて、講演していただきました。

     指導助言では、高校教育課産業教育係から、7日に行われた研究授業に対して学習指導要領の考え方を踏まえ、商業教育の深い学びへつなげていくための指導助言をいただきました。

     今回の研究会での学びを、それぞれの学校の日々の授業に生かしていきたいと思います。

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    【研究授業の様子】

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    【研究授業の様子】グループワークの取組をサポートしています。

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    【授業研究の様子】出席された各校の先生方が気づかれた点を共有しました。

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    【講演会の様子】株式会社しーま 代表取締役 深田小次郎様に講演していただきました。

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    【指導助言】高校教育課産業教育係指導主事から指導助言をいただきました。

  • 2024年11月06日(水)

    【表敬訪問】みらい育成アワード2024

    10月17日(木)、安田壮平市長を表敬訪問し、「みらい育成アワード2024」準グランプリの受賞報告をさせていただきました。

    受賞に際し、本校が特色ある取組ができているのも奄美市をはじめとする多くの地域の皆様に御支援いただいた賜物であるということ、また、今年度も引き続き御支援いただいて地域と連携した取組が実施できていること等を報告させていただきました。

    また今回、特に評価をいただいた奄美の魅力フルコース堪能プロジェクト(奄ふるプロジェクト)についても、旅行ツアーや商店街で実施する「奄ふるマルシェ」について、今年度の取組について統括リーダーおよび学科リーダーから説明を行いました。

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    今年度の取組を奄美市長、副市長に説明しました!

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    最後は、みんなで記念撮影!

  • 2024年11月06日(水)

    「島の未来は、私たちがつなぐ。」コンソーシアム会議

     今年度から始まった奄美市「地域共創による高校みらいコンソーシアム事業」に係るコンソーシアム会議を開催しました。

     本事業の目的は、奄美高校のスクールミッションの達成を目指し、産学官が連携したコンソーシアムを構築し、島内の高校の魅力化を図り、奄美大島の未来を担う人材を育成していくことです。

     奄美高校では、これまでの取組を持続可能な形で継承していくことを念頭に、「島の未来は、私たちがつなぐ。」コンソーシアムと設定し、事業をスタートしました。

     コンソーシアム会議では、奄美市役所をはじめ、島内の専門学校、島内中学校関係者、本校魅力化コーディネーターおよび教育活動・コンソーシアム支援団体の皆様に御出席いただき、活動計画、予算計画についての報告と審議を行いました。

     会議後半は、協議の時間を設定し、コンソーシアム委員の方々から、地域における現状や課題、奄美高校に求められていることなど、情報共有を行う時間を設け、有意義な意見交換を行うことができました。

     今年度は、設定した活動計画をもとに、特色ある教育活動の展開を進めながら時代の求める教育活動も取り入れていき、地域に貢献できる教育活動の展開を進めていきたいと思います。

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    【会議の様子】様々な視点から奄美高校の取組について、意見交換できました!

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    【会議の様子】教育現場だけでは、気づけない視点での御意見も多くいただきました!

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    コンソーシアム委員の皆様と意見交換を行いました!

    【ポンチ絵】奄美高校(地域共創による高校みらいコンソーシアム事業)

    コンソーシアム概略図(ポンチ絵)

     

  • 2024年11月01日(金)

    【機械電気科3年】課題研究(ロボット相撲編)

     私たちの班は,ロボット相撲500g級の研究に挑戦しました。ロボット相撲は,参加者が自作したロボット力士を,アイディアと技術で戦わせる競技です。ロボット相撲には,操作員が送信機を操作してロボットを動かして戦う「ラジコン型」と,ロボットにセンサーやプログラムが組み込まれており,ロボット自らの判断で戦う「自立型」の2部門があります。また,従来の3kg級に加えて,新しく500g級のプレ大会が開催されることが決定されました。私たちの班は、ラジコン型に2名出場しました。

     今回は,10月27日(日)に行われた九州地区大会の報告です。

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    会場前で記念撮影

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    試合前のメンテナンスです

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    試合の様子です

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    全国大会出場決定戦で勝利しました。

    この経験を通じてロボット工学の奥深さと楽しさを実感しました。今後もさらに技術を磨き、次の全国大会に取り組んでいきたいと思います。

  • 2024年10月23日(水)

    【衛生看護科】2年生 基礎看護実習

    衛生看護科2年生は,11月から実施される看護臨地実習に向けて,授業や放課後を使って技術の練習を行っています。

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    【シーツ交換】放課後,病院実習前の技術練習を行っています。1年次に学習した内容ですが,忘れていることも所々あり,再度復習が必要と感じました。

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    【与薬法】基礎看護の授業で注射法を学びました。誤りがないよう,一つ一つ丁寧に確認することが大事ですね。

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    【尿検査】自分の尿を採取し,試験紙で検査を行いました。

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    尿比重計という測定器具を使って検査を行いました。検査の目的や正常な数値なども理解することができました。

    2年生では日常生活の援助のほかに,診療の補助や看護について深く学習を行い,病院実習に向けて日々頑張っています!!

  • 2024年10月22日(火)

    【商・情】泥染め体験

    10月20日(日)に商業科・情報処理科の3年生は、奄美大島紬村で泥染め体験をしました。

    奄美大島に住んではいても,泥染め体験が初めてという生徒も多く,まずは,染の原料に何が使われているのか,どのような工程で作られているのかを学んでから実践していきました。

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    泥染めは,輪ゴムで隠れている部分が白く残り,輪ゴム以外の部分が染まります。完成品を想像しつつ,布をジャバラ織にしてゴムで結んでみたり、布を折りたたんでゴムで結んでみたりと,思い思いの形を作ってみました。

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    次に,シャリンバイの木を煮出した染液と石灰水に交互に浸していきます。

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    最後に,泥田につけることで,染液のタンニンと泥の鉄分が結びついて色が付きます。

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    どのように染まったのか,開いてみるまでドキドキです。想像通り???になったのでしょうか。

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    最後は,大島紬がどのように作られているのか製作の工程を見学をしました。デザインの原画を書くところから糸をつくるのに10か月,織るのに2か月と一反の織物ができるまでに多くの歳月がかかります。今回の泥染め体験と大島紬の製作工程の見学を通して,どれほどの時間と手間がかかっているのかを知ることができました。また,世界で唯一の染色方法である泥染めは奄美の伝統文化です。この伝統文化を,島外の方々にも知ってもらえるような取り組みを行い,奄美の魅力を発信していきたいです。

  • 2024年10月11日(金)

    【機械電気科2年】名瀬第二合同庁舎見学

     8日、機械電気科2年30人が、奄美市名瀬港本港地区(マリンタウン地区)の工事現場「名瀬第二合同庁舎」の見学会に行きました。

     国土交通省 九州地方整備局 鹿児島営繕事務所の方から、建設中の第二合同調査で説明をしていただきました。

     教室では学べない実際の業務や技術を観察することで学びを深めることができました。また、具体的なスキルや資格が求められる実際の場面を知ることができ、生徒たちは、自分に必要な能力を意識する良い機会となったようです。

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  • 2024年10月07日(月)

    【衛生看護科】2年生 基礎看護実習 

    衛生看護科2年生は,9月後半に約1週間の施設実習を行いました。今回の臨地実習では,施設で働く看護師の役割や業務内容を実際に学びました。

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    各施設で学んだことをみんなで共有しました。看護師の役割だけではなく,一人のひとを支えるためには多くの力が必要であり,他職種連携や地域連携が大切であることを理解することができました。

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    施設実習が無事終わり,次に控えているのは病院実習です。病院実習の多くは見学になりますが,校内で習得した基礎技術を再度練習し,実際の現場で応用します。久しぶりにベッドメイキングを行いましたが,忘れていることも多く,まだまだ練習が必要だと感じました。2学期は行事がたくさんあり,それと同時に学習や技術練習も進めていくため,自分で計画を立て頑張っています!

  • 2024年10月02日(水)

    【商・情】奄ふるプロジェクト【9月前半】

    9月に入り、奄ふるプロジェクトに向けフル稼働し始めました!

    これまで取り組んできた内容を御紹介します。

    まず、本校で実施する「しまんちゅ学園」の打ち合わせの様子です。

    外部から招いた講師の方々に企画内容を説明し、それに対する様々なアドバイスをいただきました。

    講座内容は、1.奄美の自然・遊び 2.ワークショップ 3.島唄・八月踊りを企画しています。

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    奄美の生き物について講話をしてもらいました。

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    ワークショップ班では、これまで試作した作品をみてもらい、講評をしていただきました。

    つぎに、ワールド航空サービス様が奄美に視察に来られ、奄ふるプロジェクトチームとの打ち合わせをしました。

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    企画内容の確認や現在の進捗状況、どのようなツアーにしていくのかを話し合いました。生徒たちも初めてのことで不安もあるようでしたが、自分たちの思いを伝えてくれました。また、おもてなしの仕方や観光客にとってどのような企画が喜ばれるのかなど、企画にあたっての改良点などを考えることができました。

    今回の旅も、高校生との触れ合いと奄美を満喫してもらうことがテーマになっていますが、まずは、生徒たちのありのままの姿や笑顔を届けられるようにしていきたいと思います!

  • 2024年09月30日(月)

    みらい育成アワード2024 準グランプリ!

    本校は、地域と連携した教育活動に取り組んできました。2023年度から、三菱みらい育成財団の助成も受けて、さらに取組を促進させています。

    その助成の一環として、全国の助成先の学校の知見や実践内容を共有し、探究的な学びの推進を図る「みらい育成アワード」があり、これは助成初年度の学校が対象となります。

    このたび奄美高校は,準グランプリ(西地区)をいただきました!

    専門高校の特色を生かした取組として以下の内容で評価していただきました!(以下原文のまま)

    旅行業者、地元企業と連携した旅行ツアーの企画など5学科を有する学校の特色を生かしたユニークな取り組みであり、生徒が主体的に活動している様子も伺え、素晴らしい取り組みであると高く評価した。また、地域との関係性重視にとどまらず、地域連携そのものを大目標に捉え、「結」という言葉を守ることで実現しようという取り組みは、地方創生の鍵として今後求められてくるものであり、本プログラムの将来性に対し準グランプリをお送りしたいとのことです。

    助成をいただいて展開している地域と協働した取組を持続していけるように、より一層努力し、島の未来を担う人材育成を目指していきたいと思います!

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    全国の助成校の探究活動の成果発表やパネルディスカッションでは多くの気づきがありました!

    今後の活動に生かしていきます。